Discovery Sagaサイレントキーワード俯瞰

本研究の目的は、学際的国際共同研究「ペルー・アマゾンの農村生計・貧困(Peruvian Amazon Rural Livelihoods and Poverty, PARLAP)」を強化することである。大規模ミクロデータ（流域全村調査、農村標本調査、家計標本調査、国勢調査）とリモートセンシング分析を統合する。主に次を実施した。
1.PARLAP農村を対象としたCOVID-19電話調査データの分析を行い、論文を作成した。
2.次のデータ作業を行った。(1)ペルー国勢調査データの整備（センサス年間の農村マッチング、農村位置の確認）、(2)リモートセンシング分析による、農村バッファーレベル・グリッドセルレベルのGISデータベース（土地利用等）の作成。
3. 次のテーマ研究を進めた。「森林伐採」、「考古学データ」、「森林撹乱」、「開水域測定法」、「フィールド紀行」（以上、論文を国際学術誌に発表・採択）、「COVID-19調査」、「COVID-19の伝染」、「COVID-19に対する生物資源利用」、「COVID-19の情報と対処」、「環境資源調査法」、「洪水被害」（以上、論文を国際学術誌に投稿）、「地理的貧困の罠」（分析）、「市場アクセスと環境」（若手研究者主体）、「調査地選定における外的妥当性」（大学院生修士論文）。

【研究分担者】
小暮克夫	会津大学	コンピュータ理工学部	上級准教授	(Kakenデータベース)
田中万理	一橋大学	経済研究所	准教授	(Kakenデータベース)