有効視野測定による高齢者運転適性評価法の開発
【研究分野】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究キーワード】
運転適性 / 高齢者 / 有効視野 / 社会参加 / 軽度認知障害 / リハビリテーション / 自動車運転 / 国際情報交換 / 運転リハビリテーション 米国
【研究成果の概要】
高齢者が起こす交通事故は増加しており社会的な問題である。本研究の目的はその実態を掴み、運転適性を調べる方法を開発することである。そこで75歳以上の免許保有者への実態調査を行った。認知機能の低下者は全体の一割だったが、生活が不便になるので免許の返納を望まなかった。次に高齢者の運転適性を調べるVFIT-EVを65歳以上の者20名に実施し、良好な信頼性を得た。また妥当性検証のため、65歳以上の者20名に自動車教習所内のコースを走行させ、採点結果と比較し良好な相関が認められた。最後に高齢タクシー運転者13名を対象に事故歴など運転状況とVFIT-EV成績を比較したが、その相関は認められなかった。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
三村 將 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
飯島 節 | 国立障害者リハビリテーションセンター | 自立支援局 | 局長 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)