自己免疫疾患における新しい抗原提示機構とその意義について
【研究分野】膠原病・アレルギー内科学
【研究キーワード】
自己免疫 / 抗原提示 / HLA / 抗体 / 自己免疫疾患 / 関節リウマチ / リウマチ因子 / 免疫学
【研究成果の概要】
研究成果については一部のみの公表とし、後日全てを公表できる段階になり次第開示する。
HLAとIgGの結合を詳細に調べることで、HLAとの結合にはタンパクの立体構造が重要であることを明らかにし、またIgGのどの部位がHLAに結合しているのかを明らかにした。また、関節リウマチ以外の疾患においても自己抗原がHLAに結合したことから、幅広い自己免疫疾患で同様の事が起こっている可能性が示唆された。
【研究の社会的意義】
HLA-DRとUnfoldingタンパク質との結合として見つかった現象を詳細に解析することで結合様式をある程度明らかにすることができ、これまで考えられていた以上に抗原提示機構が複雑かつ多様であることが明らかになった。それらの機構が自己免疫疾患でどのように働いているかを明らかにすることで、疾患の根本の病態が解明できる可能性があると思われる。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
鈴木 勝也 | |
荒瀬 尚 | |
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【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)