薬剤の中枢応答性を支配する薬物輸送機構の定量的評価法の開発
【研究分野】医療系薬学
【研究キーワード】
薬学 / 薬剤反応性 / 脳・神経 / 血液脳関門 / トランスポーター / 分子イメージング
【研究成果の概要】
本研究では、血液脳関門に発現する薬物トランスポーターに焦点をあて、その機能評価法の開発を目的とした。ノックアウトマウスを用いたin vivo試験により、血液脳関門においてMrp4、P-gp、BcrpなどABCトランスポーターにより能動的に排出され、中枢神経系への移行が制限されている薬物群を明らかにした。Oat3により脳内から排出される薬物群を明らかにし、Mrp4とも連携して効率的に脳内から排出していることを明らかにした。PETに適用可能なトランスポーター基質を複数見いだした。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
前田 和哉 | 東京大学 | 大学院・薬学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
|
【研究連携者】 |
渡辺 恭良 | 理化学研究所 | 分子イメージング科学研究センター | センター長 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】18,850千円 (直接経費: 14,500千円、間接経費: 4,350千円)