ゲノムインプリンティングにおいてUHRF1が果たす役割の解明
【研究分野】エピジェネティクス
【研究キーワード】
DNAメチル化 / ゲノムインプリンティング / UHRF1 / 発生 / 生殖細胞 / 初期発生 / エピジェネティクス / ヒストン修飾 / インプリンティング / リプログラミング / ノックアウトマウス
【研究成果の概要】
ゲノムインプリンティングとは父母の配偶子形成過程でエピジェネティックな情報(DNAメチル化やヒストン修飾)がゲノムに刷り込まれ、受精後生涯を通して由来するゲノムにより遺伝子発現に差が出る現象であり、その異常はヒトの先天性異常の原因ともなる。本研究では、ゲノムインプリンティングの分子基盤の理解を深めるために、UHRF1というエピジェネティック制御因子がインプリンティングの確立・維持に果たす役割を調べた。その結果、UHRF1は卵子におけるインプリンティングの確立には関与しないが、着床前胚におけるインプリンティングの維持に重要な役割を果たしていることが明らかとなった。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
前之原 章司 | 九州大学 | 生体防御医学研究所 |
大石 裕晃 | 九州大学 | 生体防御医学研究所 |
田中 智大 | 九州大学 | 医学部生命科学科 |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)