産業酵母Yarrowia lipolyticaにおける脂質代謝機構の解明
【研究分野】応用微生物学
【研究キーワード】
n-アルカン資化酵母 / Yarrowia lipolytica / シトクロームP450Alk / YAS3 / 転写制御 / 酸性リン脂質への結合 / 脂肪酸アシルCoAシンテターゼ / ペルオキシソーム / 酵母 / n-アルカン代謝 / 脂肪酸代謝 / 遺伝子発現調節 / n-アルカン / 脂肪酸 / 有機酸
【研究成果の概要】
n-アルカン資化酵母におけるn-アルカンの初発水酸化以後の経路について以下の新規知見を得た。Yarrowia lipolyticaの長鎖アルコールの酸化については、8種のデヒドロゲナーゼ遺伝子と1種のオキシダーゼ遺伝子のうち、 ADH1、ADH3、FAO1が外部の長鎖アルコールの資化に重要であった。また、4種のアルデヒドデヒドロゲナーゼ遺伝子HFD1~HFD4が全て長鎖アルデヒドの酸化に関わっていた。5種の脂肪酸アシルCoAシンテターゼ遺伝子のうち、FAA1とFAT1がn-アルカンと外部脂肪酸の資化に必要であった。これらはn-アルカン資化系遺伝子の多重化と多様化による進化を示している。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
堀内 裕之 | 東京大学 | 農学生命科学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
吉川 博文 | 東京農業大学 | 応用生物科学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
福田 良一 | 東京大学 | 農学生命科学研究科 | 助教 |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【配分額】18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)