白血球による糖ヌクレオチド解析を基盤としたCOPD 発症機構の解明
【研究分野】呼吸器内科学
【研究キーワード】
抗炎症性脂質メディエーター / 慢性閉塞性肺疾患 / マクロファージ / 活性酸素種 / 脂質メディエーター / COPD / SOD1 / 酸化ストレス / 糖鎖 / マクロフィージ / SOD-1
【研究成果の概要】
白血球の機能異常がCOPD 発症の一因である事が示唆されている。タバコ煙で曝露により、マクロファージはBisecting GlcNAc 修飾されたタンパクの増加が認められた。また、酸化ストレスを軽減する事が知られている抗炎症性脂質メディエーターレゾルビンE1(RvE1)の添加により、マクロファージ内での活性酸素種の産生が抑制され、その結果機能が改善された。以上の結果より、RvE1 は今後臨床の現場においても、新たな治療法につながる可能性が示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)