転移因子LINEを利用した新規動物細胞タンパク質発現系の開発
【研究分野】遺伝・染色体動態
【研究キーワード】
転移因子 / レトロトランスポゾン / 遺伝子導入
【研究成果の概要】
転移因子LINEは宿主生物のゲノム上に新たなコピーを生み出す能力を持つ。本研究では,この転移因子LINEの性質を利用して,培養細胞内での任意タンパク質大量発現系の構築を目指した。その結果,LINEの転移系を用いて,目的タンパク質をコードする遺伝子を培養細胞のゲノム中に大量に組み込むことに成功した。また,大量に組み込まれた遺伝子から,目的タンパク質が発現されることを確認した。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)