超効率バイオアッセイシステム開発のためのインクジェット技術の確立
【研究分野】木質科学
【研究キーワード】
バイオアッセイ / インクジェット / バクテリア / 細胞 / 寒天培地 / 紙 / 培地 / 大腸菌 / ラテックス / アガロース / バイオエタノール
【研究成果の概要】
インクジェットプリンタにより培地及び細菌を紙に印刷し、顕微鏡によりコロニー成長を評価することで数時間のうちに最適環境条件を決定できるバイオアッセイシステム開発を目指した。ポリスチレンのトルエン溶液に浸漬し全面疎水化したろ紙に、培地を形成したい区画にだけトルエンを印刷してポしスチレン樹脂を溶かし出し、親疎水性パターンを作製した。印刷中のゲル化を押さえるため、インクカートリッジの加熱と寒天の硫酸加水分解による粘度調整を行って寒天水溶液を印刷した。その上でバクテリアが24時間成長を続けることも確認した。さらに重合開始剤を含むポリビニルアルコール培地の印刷によってもバイオアッセイシステムを構築できた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
五十嵐 圭日子 | 東京大学 | 農学生命科学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)