定量的行動試験をもとにした顕微鏡解析による発達神経毒性の分子標的の同定
【研究分野】放射線・化学物質影響科学
【研究キーワード】
有害化学物質 / 神経科学 / 解剖学 / 行動学 / 環境政策
【研究成果の概要】
化学物質の曝露影響のなかでも、母体にはなんら影響が顕われない極めて低用量の曝露が脳発達に及ぼす影響をターゲットとして、定量的行動試験をもとにした顕微鏡解析により、毒性の有無と分子標的の同定を目指した。ダイオキシン等の環境化学物質の胎仔期低用量曝露が皮質-皮質下機能アンバランスを引き起こし、認知学習から社会性行動、問題行動に至る行動異常を表出することを明らかにし、その分子標的候補を同定した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(S)
【研究期間】2009 - 2013
【配分額】102,960千円 (直接経費: 79,200千円、間接経費: 23,760千円)