モジュール型ポリケタイド合成酵素のリプログラミングによる非天然型新規化合物の創出
【研究分野】生物分子化学
【研究キーワード】
ポリケタイド合成酵素 / 生合成 / 遺伝子 / 生合成工学 / 合成生物学 / ポリエン化合物
【研究成果の概要】
ポリエン化合物の生合成遺伝子の進化の様式と、酵素の活性機能相関を明らかにすることを目的とした。ポリエンtetrafibricin産生菌より、その新規中間体neotetrafibricinの構造を同定し、生合成遺伝子クラスターを取得した。ポリエン合成酵素の遺伝子比較から、ケトシンテースドメイン中の、スターター基質特異性に関わるアミノ酸配列を見出した。ポリケタイドの伸長基質供給酵素AntEの立体構造解析、基質特異性の拡大に成功し、新規antimycin化合物の生産に成功した。本研究により、新規化合物生産のための遺伝子改変の基盤が構築された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
淡川 孝義 | 東京大学 | 大学院薬学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)