苛酷な疲労環境下にある鋼道路橋のモニタリングを活用した統合管理システム
【研究分野】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究キーワード】
鋼橋 / 疲労 / モニタリング / センサ / 診断 / 疲労損傷
【研究成果の概要】
鋼道路橋の疲労安全性について,最新のセンシングおよびモニタリング技術を点検と診断に統合した維持管理システムを構築することを目的としている.主な項目は次の4つである.(1)疲労損傷の点検と評価のための情報プラットフォームの構築では,疲労損傷データベースの開発および点検者養成のためのソフト開発である.(2)モニタリングとそこで必要なセンサ類の開発では,十分な精度を確保することのできる加速度センサの主に雑音に関する仕様や試験方法を提案した.(3)モニタリングデータの処理では加速度データから橋梁の変位を精度よく求める手法を提案した.(4)疲労度診断に必要な要素技術開発では渦流探傷の高精度化を行った.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
白旗 弘実 | 東京都市大学 | 工学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
佐々木 栄一 | 東京工業大学 | 理工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【配分額】32,500千円 (直接経費: 25,000千円、間接経費: 7,500千円)