細菌添加培養処理による感染性ウイルス選択的遺伝子定量法の開発
【研究分野】環境リスク制御・評価
【研究キーワード】
ウイルス / PCR / 不活化 / 誤陽性 / 消毒 / 細菌 / RNA分解
【研究成果の概要】
PCR法ではウイルスの感染性の有無について判定できない。本研究では、PCR法の前処理として、感染性のあるウイルスを選択的に残す手法の開発を行った。様々な菌株を用い、RNAの分解を試みたが、短時間で99%以上のRNA分解(RT-PCRによる定量ベース)を達成することが困難であることが分かった。そこで、細菌処理に代わり、がん治療等で遺伝子に働く治療薬としても用いられているプラチナに着目し、研究を行った。cis-DDPを用いた方法はウイルスの不活化を評価するために効果的な方法であることが分かった。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
栗栖 太 | 東京大学 | 大学院工学系研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)