STAT3スプライシングアイソフォームの発現制御、及びその生理機能に関する研究
【研究分野】生物系薬学
【研究キーワード】
スプライシング / シグナル伝達 / スクリーニング / 化合物ライブラリー
【研究成果の概要】
多くの生体応答に関連するSTAT3は、αタイプとβタイプの2つのスプライシングアイソフォームを持つことが知られているが、それらの発現を調節するスプライシング制御機構やアイソフォーム間の機能差は十分に解明されていなかった。
本研究では、STAT3の選択的スプライシングの制御機構をケミカルバイオロジーの手法によって解明するため、適切な実験系を構築し、化合物スクリーニングを実施した。その結果、βタイプのスプライシングを誘導する候補化合物を得た。また、細胞内でβタイプはαタイプとは異なる制御を受けることを見いだした。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
片岡 直行 | 京都大学 | 大学院医学研究科 | 特定准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)