PCP因子による卵管上皮における多階層をつなぐ極性形成機構の解明
【研究分野】発生生物学
【研究キーワード】
マウス / 卵管 / 細胞極性
【研究成果の概要】
ほ乳類の卵管上皮細胞においては、一方向へ運動する多繊毛を有し、上皮細胞は卵管の長軸に平行に伸長しており、一層の上皮シートが卵管長軸に平行にひだを形成している。これらの現象は、上皮細胞が平面内細胞極性(PCP)を有していることを示唆しており、細胞内の極性から組織の形態までを制御している可能性が考えられた。本研究課題においては、細胞内の極性から、細胞の形態、組織の形態という階層をつなぐ極性を制御する機構の解明をPCP因子の機能解析を中心に進めた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
小林 徹也 | 東京大学 | 生産技術研究所 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【配分額】18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)