物質移行性を評価可能な骨格筋血管構造モデルの創出
【研究キーワード】
MicroTAS / Organ-on-a-chip / マイクロ流路 / 灌流システム / メカノバイオロジー / マイクロ工学 / BioMEMS / 骨格筋線維 / 血管壁 / マイクロ流体デバイス / Organ on a chip
【研究成果の概要】
市販のコラーゲンビトリゲル膜付きカルチャーインサートを組み合わせ可能なマイクロ流路を実現し、ビトリゲル膜上で培養した細胞に培養液の流れを負荷することで、生体における血流にともなうメカニカルな刺激を再現することに成功した。この培養液の流れによる模擬血流刺激により筋線維や血管内皮細胞からなる共培養組織の形態が変化することを明らかにした。さらに、肝癌細胞と血管内皮細胞からなる共培養組織におけるアルブミン産生量ならびに模擬血流へのアルブミン移行量といった機能が変化すること見出し、提案のマイクロ流路システムが血管構造モデルとして有用であることを示した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
根岸 みどり (加藤みどり) | 武蔵野大学 | 薬学部 | 助教 | (Kakenデータベース) |
長田 翔伍 | 東京医科歯科大学 | 統合研究機構 | 助教 | (Kakenデータベース) |
高橋 英俊 | 慶應義塾大学 | 理工学部(矢上) | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2018-06-29 - 2021-03-31
【配分額】6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)