トランスジェニック技術を用いた軟体動物貝殻形成遺伝子の機能解析
【研究分野】層位・古生物学
【研究キーワード】
貝殻形成 / 軟体動物 / 形態形成 / 進化発生学 / バイオミネラリゼーション / 比較ゲノム / 貝殻基質タンパク質 / 冠輪動物 / トランスジェニック生物 / in vivoタンパク質機能解析 / bmp遺伝子 / レチノイン酸 / 貝殻タンパク質 / アコヤガイ / ゲノム / 形態進化 / らせん成長 / 遺伝子組換体
【研究成果の概要】
軟体動物の貝殻形成機構を解明するため、巻貝類のモノアラガイ、セイヨウカサガイ、クサイロアオガイ、二枚貝類のアコヤガイ、および頭足類のオウムガイ等を用いたゲノム解析、トランスクリプトーム解析、プロテオーム解析を行うとともに、胚への遺伝子導入技術の開発や各種阻害剤による遺伝子産物の機能解析を行った。その結果、貝殻の初期発生に関連した遺伝子経路と貝殻成長における巻きと捩れを制御するタンパク質を発見したほか、貝殻基質タンパク質を網羅的に同定し、それらの機能や進化プロセスを推定するとともに、軟体動物における遺伝子導入実験系を確立するなどの成果を得た。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
棚部 一成 | 東京大学 | 大学院理学系研究科 | 名誉教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【配分額】49,660千円 (直接経費: 38,200千円、間接経費: 11,460千円)