個体光合成系構築にかかわるシステミック・糖センサー・レドックス制御系の包括的解析
【研究分野】植物分子生物・生理学
【研究キーワード】
システミック調節 / 植物ホルモン / 相対成長率 / 成熟葉ファクター / 光合成 / ジベレリン / サイトカイニン / 環境応答 / 被陰 / システミック / 地上部/地下部比 / 葉の厚さ / 相対成長速度 / 柵状組織 / 海綿状組織 / 部分被陰 / 酸化還元
【研究成果の概要】
シロイヌナズナを用いて、成熟葉の光環境が発生途上の葉に及ぼす影響を調べた。若い葉の葉身の長軸/短軸比、解剖学的性質は自身の光環境とともに成熟葉の光環境に影響された。
植物ホルモンのジベレリン(GA)とサイトカイニン(CK)が光環境やN条件に応じて植物体内の物質分配を調節するシグナルである可能性を検証した。材料としてイタドリを用い、強光・弱光、高N・低N条件下で栽培し、外生GA、CK、GA合成阻害剤を添加したときの形態的・生理的形質の変化を解析した、外生GA、CKによってL/Rは増加し、GA阻害剤によってL/Rが低下した。また、外生GAはLMAを低下させ、GA合成阻害剤はLMAを増加させた。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【配分額】18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)