リンパ浮腫の包括的評価法の計量心理学的分析と評価セットの作成に関する研究
【研究分野】リハビリテーション科学・福祉工学
【研究キーワード】
リンパ浮腫 / 運動耐容能 / 筋力 / パワー / 運動機能 / 評価法 / 婦人科癌 / 悪性腫瘍(癌) / 下肢筋力 / 複合的理学療法 / 体組成 / QOL / 複合的機能 / 子宮癌 / 婦人科がん / Shuttle Walking Test / Stair climb power / 膝伸展筋力 / 計量心理学的特性
【研究成果の概要】
目的は下肢リンパ浮腫患者を対象に運動耐容能(シャトルウォーキングテスト:SWT)、脚パワー(階段昇降テスト:SCPT)、下肢筋力(患側大腿四頭筋筋力体重比:QUAD)を評価しリンパ浮腫が運動機能への影響を明らかにすることである。
対象は下肢リンパ浮腫患者42名。浮腫重度群では有意にSWT歩行距離が短く、SCPT時間が長く、QUADが低かった。浮腫重度群でQUAD 40%未満の患者では、有意にSWT歩行距離が短く、SCPT時間が長かった。
リンパ浮腫の重症化と浮腫側下肢筋力の低下が運動機能低下の主要因の一つであった。本研究で使用した評価項目のリンパ浮腫の運動機能の評価セットとしての有用性が示された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
田沼 明 | 静岡県立静岡がんセンター(研究所) | その他部局等 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
森田 恵美子 | |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)