新規がん幹細胞特異的マーカーの同定
【研究分野】腫瘍診断学
【研究キーワード】
腫瘍マーカー / がん幹細胞 / がん / 遺伝子 / 臨床 / 癌
【研究成果の概要】
「がん幹細胞(CSC)特異的マーカー」の同定を目的とした。現存するCSCマーカーは正常幹細胞の分取法に一致する。我々は、正常幹細胞に重要なPRDM14が乳がん特異的に発現亢進すること、さらに、EZH2が正常幹細胞に重要なKLF2の発現を抑制することを報告した。そこで、研究計画に沿い、セルソーターによるSP分画、Tumor sphere法によりCSC分画を採取した。分取したCSC分画と対応する正常細胞を使用して、発現が異なる候補遺伝子を次世代型シークエンサーにより絞り込み、機能解析を行った。以上より、有望な候補遺伝子が得られており、臨床検体における検証を開始している。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
谷口 博昭 | 東京大学 | 医科学研究所 | 特任准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)