多環芳香族炭化水素化合物のAh受容体を介した発達神経毒性メカニズムの解明
【研究分野】衛生学
【研究キーワード】
発達神経毒性 / 芳香族炭化水素 / 行動毒性 / マウス / リスク評価 / ト芳香族炭化水素
【研究成果の概要】
多環芳香族炭化水素(PAHs)は環境中に蓄積し、ヒトは食品や環境媒体を介して体内に取り込んでいる。本研究では、妊娠期のPAHsへの曝露が、成長後の子の学習・情動機能に及ぼす影響とその毒性発現メカニズムを、マウスを用いたin vivo行動試験により解明することを目的とした。その結果、Ah受容体そのものが行動異常の責任分子である可能性が示された。脳機能におけるAh受容体の生物学的意義について、今後さらに研究を進める必要がある。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
掛山 正心 | 東京大学 | 大学院・医学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】18,200千円 (直接経費: 14,000千円、間接経費: 4,200千円)