インドシナにおけるゴム林の爆発的拡大:環境影響評価と適正造成計画の提案
【研究分野】森林科学
【研究キーワード】
環境対応 / 環境変動 / 国際協力 / 水循環 / 炭素循環
【研究成果の概要】
インドシナ内陸部山地において、ゴム林が急速に拡大しており、さらに今後の加速が予測されている。ゴム林への土地利用変化が生物多様性や局地の水・炭素循環に及ぼす悪影響が指摘され始めているが、その定量的評価は絶対的に不足している。またゴム林の拡大により、リファレンスシナリオにゴム林における炭素吸収・排出量の評価値を反映させる必要性が高まっている。そこで本研究では、ゴム林造成とその背景となる環境変動が地域の水・炭素循環に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし、詳細なフラックスタワー観測を元にゴム林に特化した天然ゴム生産を含む全球植生動態モデルを開発し、それによるゴム林の水・炭素収支評価を行った。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
上村 真由子 | 日本大学 | (Kakenデータベース) |
松本 一穂 | 琉球大学 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【配分額】18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)