スポーツの同調動作におけるミラーニューロンシステムの機能的意義
【研究分野】人間情報学およびその関連分野
【研究キーワード】
ミラーニューロン / 同調動作 / 脳波 / φ帯域 / μ帯域 / ボート競技 / 内受容感覚 / 脳波コヒーレンス / 大脳半球偏側性 / ゴルフパッティング / 実験系心理学 / スポーツ科学 / ミラーニューロンシステム
【研究成果の概要】
本研究では、対面状態で手首の同調動作を行った際に観察される脳波φ2 帯域(12-13 Hz)の増強とφ1帯域(10-12 Hz)の減衰に着目し、精確な同調動作の神経機序を解明することを目的とした。ボート・ダブルスカルとチアリーディングで実験を行った結果、高い同調を実現するうえで、リーダーは相手の動作から影響を受けないようミラーニューロンシステムを抑制させ、フォロワーは相手に同調するためにシステムを賦活させていることが示唆された。また、種目によっては、内受容感覚は低い方がスキル習得に有利となることも示唆された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
三浦 哲都 | 東京大学 | 大学院総合文化研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2017-06-30 - 2022-03-31
【配分額】6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)