非平衡場を利用したマイクロハイドロゲルの時空間動的セルフアセンブリ
【研究分野】マイクロ・ナノデバイス
【研究キーワード】
自己組織化 / 自律システム / マイクロマシン / マイクロ流体 / 生物物理 / 分子ロボット / DNAコンピュータ / マイクロ・ナノデバイス
【研究成果の概要】
従来の自己組織化システムは,系の安定点に収束させることで,ある構造を構築する“self-assembly”を利用したものが一般的であったが,この場合,結晶などの均一な構造を作ることが限界であり,生命システムなどの複雑で自律的なシステムを構築することができなかった.本研究では,動的な自己組織化としての“self-organization”を目指して研究を行った.すなわち,非平衡環境下で,分子のスケールの反応から,マイクロ・ミリメートルスケールのシステムまで階層的に結びつく非常に複雑な動的な自己組織化現象を利用した,新しいシステム構築,新しいものづくりの方法を発展させることに貢献した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
尾上 弘晃 | 東京大学 | 生産技術研究所 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)