運動が筋のインスリン感受性を上昇させる分子機序:NR4A遺伝子発現に着目した研究
【研究分野】スポーツ科学
【研究キーワード】
骨格筋 / インスリン感受性 / 遺伝子 / NR4A3 / NOR-1 / 高脂肪食 / NR4A1 / Nur77 / 運動 / 不活動 / 交感神経 / 水泳 / トレッドミル / AMPK / AICAR
【研究成果の概要】
運動を行うと骨格筋のインスリン感受性が上昇する。これは、運動が糖尿病の予防・治療に有効な理由のひとつである。本研究では、「運動を行うと活動筋において核内受容体NR4A遺伝子発現が増加し、それを介して筋のインスリン感受性が上昇する」との仮説を検討したが、その可能性を示すことはできなかった。しかし、「不活動によってNR4A遺伝子発現量が減少し、それを介してインスリン抵抗性が引き起こされる」可能性が示された。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
寺田 新 | 早稲田大学 | 付置研究所 | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)