テトラヒドロビオプテリン代謝の不均衡がもたらす病態とこれに対する防御機構の解明
【研究分野】薬理学一般
【研究キーワード】
テトラヒドロビオプテリン / ドパミン / 一酸化窒素 / 高血圧 / 交感神経 / 持続勃起症 / 血管 / ドパミンニューロン / ドパミン神経
【研究成果の概要】
生後発達期にBH4によって発現が影響をうける候補分子を得た。Qdpr-/-マウスでは血漿中BH2の増大にもかかわらず、大動脈のBH2/BH4比は野生型の1.6倍の増加であった。Qdpr-/-マウス大動脈リング標本のアセチルコリン(ACh)に対する弛緩反応は、野生型マウスと差がなかった。Spr-/-マウスは不安定な高血圧と徐脈を示し、高い比率でPriapismを生じた。組織中Biopterin,モノアミン量は、野生型に比べ著明に減少していた。Spr-/-マウスの大動脈リング標本はalpha刺激薬に対する収縮反応が増強し、AChに対する弛緩反応は減弱していた。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
近藤 一直 | 藤田保健衛生大学 | 医学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
一瀬 宏 | 東京工業大学 | 大学院生命理工学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
井平 典子 | 藤田保健衛生大学 | 医学部 | 研究補助員 |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)