細胞質因子検出 RNA 回路による細胞分画法の開発
【研究分野】医化学一般
【研究キーワード】
細胞分画法 / mRNA / マイクロRNA / 人口遺伝子回路 / 合成生物学 / 再生医療 / miRNA / 遺伝子スイッチ / 細胞分画 / 遺伝子回路 / 細胞識別 / microRNA
【研究成果の概要】
細胞療法など生きた細胞の利用のためには、培養した細胞から目的とする特定の細胞のみを分画する必要がある。しかし生細胞を分画する既存の方法は細胞の表面抗原の有無に依存している。本研究課題では、細胞内部のマーカー因子によって発現制御される外来の遺伝子を設計して導入することにより、細胞内部の情報に基づいて生細胞の分画技術の開発に取り組んだ。特に医療分野での応用を目指し、対象細胞のゲノム DNA 損傷を避けるため、mRNA 分子を細胞に直接導入することとした。本課題で開発した手法により、2倍程度の小さなマイクロRNA活性の差に基づいて細胞を分画することに成功した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
齊藤 博英 | 京都大学 | iPS細胞研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
林 香倫 | |
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【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)