アスリートの運動時における脳内神経基盤ネットワークの解明
【研究キーワード】
fMRI / 認知機能 / 疲労 / コンディション / 運動 / MRI / 実行機能 / アスリート
【研究成果の概要】
アスリートが競技パフォーマンスを発揮するためには、運動中の認知機能も重要になると考えられている。本研究では、機能的磁気共鳴装置(fMRI)を用いた脳機能イメージング手法による脳活動動態に着目し、疲労困憊運動が認知機能および脳活動動態に及ぼす影響を検討した。疲労困憊運動の前後において、認知機能が向上した群では脳活動動態の変化は認められなかったが、認知機能が低下した群では中前頭回における脳活動賦活の増加が認められた。疲労困憊運動における認知パフォーマンスの変化には、脳活動動態パターンが影響する可能性が示唆された
【研究代表者】
【研究種目】若手研究
【研究期間】2018-04-01 - 2022-03-31
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)