人工知能を用いた動作解析に基づくスポーツ障害・外傷のメカニズムの解明
【研究キーワード】
スポーツ外傷 / リスク因子 / スポーツ障害・外傷 / 人工知能 / 動態解析
【研究成果の概要】
スポーツ障害・外傷のメカニズムの解明及びリスク因子を同定すべく、シーズン前のメディカルチェック時に、人工知能を用いた3次元動態解析法(AI VMocap)を用いてシーズン前の各選手のジャンプ、ターン、ランニングなどの運動基本動作を撮影を行った。また同時に、メディカルチェックとして身長、体重、体組成計測装置を用いて筋量、体脂肪率、測定者による関節弛緩性・筋の柔軟性、関節可動域の計測、動態視力や動態反応速度また筋力測定器による筋力測定、重心動揺計を用いてバランス評価及び静止時、走行中の足底圧などの各項目を計測・記録した。また心理的競技能力診断検査(DIPCA.3)も同時に行い心理的因子も加え、
障害・外傷の既往歴も聴取した。そしてそれらの情報を身体情報・動態データベースとして入力した。その後のシーズンの障害・外傷状況を記録、現在はその集計作業及びそのリスク因子に関して引き続き解析中である。現在のところサッカー選手における足関節捻挫のリスク因子が明らかにされた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
武冨 修治 | 東京大学 | 医学部附属病院 | 講師 | (Kakenデータベース) |
中村 仁彦 | 東京大学 | 大学院工学系研究科(工学部) | 特任研究員 | (Kakenデータベース) |
池上 洋介 | 東京大学 | 大学院情報理工学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2020-04-01 - 2023-03-31
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)