子宮頸部の指標による子宮内膜の胚受容能の新規評価法の開発
【研究分野】産婦人科学
【研究キーワード】
子宮頸部 / 子宮内膜 / LIF / 着床 / 胚受容能 / 着床障害 / マウスモデル / 子宮頸部上皮 / 子宮頸部スメア / 着床能 / 子宮 / バイオマーカー
【研究成果の概要】
着床障害は良好胚を胚移植しても妊娠しないことで定義されるが、着床障害の診断法の確立が生殖医学の大きな課題となっている。本研究では、非侵襲的な子宮内膜の胚受容能の検査法の確立を目指して、子宮頸部上皮の分子変化を指標とした子宮内膜の胚受容能の新規検出が可能であるかを検討した。3つの着床障害マウスモデルを用いて着床特異的に発現する子宮頸部上皮の320遺伝子を抽出することができ、胚接着調節因子LIFの子宮頸部細胞における発現が、ヒトでもマウスでも子宮内膜の着床能の指標となることが判明した。本研究により、子宮頸部上皮遺伝子の検討により着床能評価が可能であることが示され、新規着床検査の基盤知見が得られた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
藤田 知子 | 東京大学 | 医学部附属病院 | 特別研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【配分額】3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)