非細胞自律的な骨芽細胞活性化メカニズムの解明
【研究分野】整形外科学
【研究キーワード】
骨芽細胞 / 骨形成 / 毛細血管 / 骨形成性血管 / 転写因子 / トランスジェニックマウス / 骨代謝 / 遺伝子
【研究成果の概要】
転写因子Fra-1を発現するトランスジェニックマウスでは、骨を作る細胞である骨芽細胞が活性化され、骨形成が促進されている。このFra-1マウスにおいて、骨形成が促進するメカニズムを様々な仮説に基づき解析したところ、内軟骨性骨化で骨化する耳小骨(ツチ骨)において、血管周囲に骨形成を起こす「骨形成性毛細血管」が増生していることが見出された。すなわち転写因子Fra-1が、細胞非自律的に骨形成性毛細血管の増生を促すことで、骨形成が全身で促進されている可能性が示された。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
高田 伊知郎 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 特任講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)