変形性関節症の主要制御分子HIFを中心とした治療標的の包括的探索
【研究分野】整形外科学
【研究キーワード】
変形性関節症 / 軟骨代謝学 / 軟骨細胞 / 再生医療
【研究成果の概要】
Hif2a+/-マウスでは変形性関節症は著明に抑制されたが、タモキシフェン誘導性軟骨特異的ノックアウトマウス(Col2a1-CreERT2;Hif2a-f/f)でも類似した結果が得られた。反対にCol2a1-CreERT2;Hif1a-f/fでは著明に関節軟骨の変性が促進され、HIF1AとHIF2Aの関節軟骨における作用が反対であることが明らかとなった。更なる解析によって、HIF1Aは軟骨破壊に関与するタンパク分解酵素の発現を抑制することも明らかとなった。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【配分額】27,300千円 (直接経費: 21,000千円、間接経費: 6,300千円)