高解像度イメージング法を用いたグリア細胞の構造解析
【研究分野】神経解剖学・神経病理学
【研究キーワード】
グリア細胞 / 微細形態解析 / 電子顕微鏡 / 光学顕微鏡 / ミクログリア / FIB-SEM / 神経科学 / 解剖学
【研究成果の概要】
中枢神経系を構成するグリア細胞としては、アストロサイト、ミクログリア、オリゴデンドロサイトなどが知られている。このうちオリゴデンドロサイトは神経細胞の軸索の髄鞘形成に関わるが、アストロサイトやミクログリアはシナプスの形成・消失などを介して脳機能に関与している可能性が示唆されている。そこで本研究ではこれまでに研究代表者が取り組んできた、電子顕微鏡と光学顕微鏡の融合的手法である光ー電子相関顕微鏡法(CLEM)によりアストロサイトおよびミクログリアの微小突起の形態学的解析および分子局在解析を行った。また、電子顕微鏡による三次元再構築法を用いて、ミクログリアの微細突起構造の三次元再構築化に成功した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
岡部 繁男 | 東京大学 | 大学院医学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)