宿主-微生物間相互作用情報に基づくプロバイオティクス評価系の構築
【研究分野】食品科学
【研究キーワード】
プロバイオティクス / 腸内細菌 / メタボローム / トランスクリプトーム / ゲノム / オミクス / 相互作用 / ビフィズス菌 / 代謝物プロファイリング / 複合オミクス / 遺伝子発現プロファイリング / 複合オミックス / 遺伝子発現プロフティリング
【研究成果の概要】
腸管出血性大腸菌O157:H7によるマウス感染死を予防できるビフィズス菌と予防できないビフィズス菌の違いについて、複合オミクス解析手法を用いて詳細な比較解析を行った。その結果、プロバイオティックビフィズス菌を定着させたマウスの腸管内では短鎖脂肪酸産生量が有意に多く、そのことがO157感染による腸管上皮細胞の細胞死を抑制していることを見出した。従って、プロバイオティックビフィズス菌の効果の一因として、腸管内での高い糖代謝能が必要であることが示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)