グルコース代謝フラックスの脳内イメージング
【研究分野】脳計測科学
【研究キーワード】
脳代謝 / イメージング質量分析 / fMRI / グルコース代謝
【研究成果の概要】
中枢神経系を構成する細胞は活動に応答してグルコース代謝量と代謝経路を変動させる.例えば動物個体への刺激に応答した神経興奮は,特定の脳部位のグルコース代謝量を増加させる.このような局所で生じる機能的グルコース代謝変動の解析には分子イメージング法が有用である.本研究では質量分析を用いた脳内グルコース代謝経路の網羅的トレースと,そのイメージング法を開発した.具体的には,質量分析の分子網羅性を活用した13C標識グルコース代謝産物群の一斉同定/定量法(安定同位体メタボロミクス)と,これらの一斉イメージング(安定同位体イメージング質量分析)を開発し、新規の神経/グリア間をシャトルされる代謝因子を同定した.
【研究代表者】
【研究連携者】 |
高田 則雄 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 特任講師 | (Kakenデータベース) |
田中 謙二 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)