古代エジプト語聖刻文字とアッカド語楔形文字の画像を利用した対訳データベースの構築
【研究分野】言語学
【研究キーワード】
記述言語学 / 対訳データベース / 画像データベース / オープンデータ / 聖刻文字 / ヒエログリフ / 楔形文字 / アッカド語 / 言語記述 / オープンサイエンス / 古代エジプト語 / XML / MySQL / 画像
【研究成果の概要】
本研究では、古代エジプト語の聖刻文字とアッカド語の楔形文字で書かれた「平和条約碑文」(ラメセス2世時代:紀元前1269年頃)を対象に、(1)両言語資料の画像データの作成、(2)両言語の文法に関する言語記述の実施、(3)両言語資料の画像データと言語記述の結果とを統合させた対訳データベースの作成を実施した。この結果、特に古代エジプト語版の資料について、世界で初となる文字トレースを作成することができ、オープンデータ化に寄与することとなった。また、碑文全体を対象とした対訳分析を行うことにより、両言語の文法理解が従来より深まった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
和氣 愛仁 | 筑波大学 | 人文社会系 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
高橋 洋成 | 筑波大学 | 人文社会系 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)