生体内エネルギー代謝恒常性調節機構解明によるメタボリック症候群へのアプローチ
【研究分野】応用生物化学
【研究キーワード】
代謝 / 糖尿病 / 胆汁酸 / 核内受容体 / 生活習慣病 / エネルギー代謝 / オミックス解析
【研究成果の概要】
高脂肪食負荷マウスへの胆汁酸受容体FXR 合成アゴニストの長期投与によるFXR の活性化は、脂肪肝・肥満・糖尿病を誘発するものであり、メタボリックシンドローム治療に適していないといえる。そのメカニズムとして、肝臓での胆汁酸合成を低下させ胆汁酸プール量を低下させエネルギー代謝を低下させたと推察される。また、DNAマイクロアレイとメタボローム解析により、エネルギー代謝恒常性において胆汁酸がアミノ酸代謝に関与していることが示唆された。
【研究代表者】