神経オシレーションを用いた統合失調症の情報処理メカニズムの解析
【研究分野】精神神経科学
【研究キーワード】
神経オシレーション / ミスマッチ陰性電位 / 脳波 / 統合失調症 / 臨床病期
【研究成果の概要】
本研究では統合失調症の早期段階における脳活動の変化を明らかにすることを目的とした。初回エピソード統合失調症患者、精神病ハイリスクにある者、健常対照被験者で脳波を測定した。脳波を解析した結果、統合失調症の早期段階でミスマッチ陰性電位の振幅が低下していること、および神経オシレーションが変化していることを見出した。本研究の結果は、ミスマッチ陰性電位および神経オシレーションが統合失調症の早期段階における有用なバイオマーカーであることを示唆する。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)