癌幹細胞の誤修復誘導による放射線増感を利用した新たな治療戦略の開発
【研究分野】放射線科学
【研究キーワード】
幹細胞 / 静止期細胞 / 放射線増感 / PLDR / 誤修復 / 癌幹細胞 / 重粒子 / PLDR / 腫瘍幹細胞 / ATM / NBS1
【研究成果の概要】
グリオーマ細胞を用いてX線、粒子線での染色体異常解析を解析した。放射線増感効果が期待できるNBS1遺伝子の阻害剤であるmirinでCD133+, CD133-細胞で比較を行った。CD133+のstem like cellはCD133-細胞と比較するとAKTの活性化が促進されることがわかった。DNA損傷を修復する能力がCD133+のstem like cellは高いことが示唆された。また、正常線維芽細胞の静止期細胞に粒子線およびX線を照射しPLDRに関しても検討を行った。エックス線とことなり粒子線では非対数増殖期でも誤修復が多くPLDRが欠損する原因と考えられ粒子線治療の有効性が示唆された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
深田 淳一 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)