生体内神経前駆細胞におけるp27Kip1の発現調節メカニズムに関する研究
【研究分野】小児科学
【研究キーワード】
小児神経学 / 神経前駆細胞 / 大脳皮質発生 / 分化誘導 / 細胞周期 / p27Kip1 / マウス
【研究成果の概要】
細胞周期調節遺伝子p27^<Kip1>は神経前駆細胞が神経細胞に分化する際重要な役割を果たす。本研究はp27^<Kip1>の発現を調節する転写因子を特定することを目的に実施した。マウス胎仔神経前駆細胞から細胞核成分を調整し、p27^<Kip1>5'非翻訳領域プロモーター配列のDNA断片ビオチン化プローブを反応させたところ、未同定のタンパク質と結合したプローブ由来シグナルを検出した。しかし抗体添加によるシグナルのシフトを認めず、未同定の結合タンパクは初期に想定していたFOXO1a、FOXO3aではないことが判明した。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)