新規Wntシグナル制御系を標的とした抗癌剤の開発
【研究分野】消化器内科学
【研究キーワード】
Wntシグナル / R-spondin / 抗癌剤 / 低分子化合物ライブラリー / 腸管幹細胞 / R-spondin代替え低分子化合物 / 内科 / 消化器内科 / 下部消化管
【研究成果の概要】
Wntシグナル制御機構:R-spondin-LGR4/5/6-ZNRF3/RNF43系を標的とした 抗癌剤としてのR-spondin活性阻害剤、腸管粘膜再生促進剤としてのR-spondin代替え低分子化合物の同定を目指し、 低分子化合物ライブラリーをスクリーニングした。その結果、再現性を持ってR-spondin 阻害活性を有する化合物を60種類、R-spondin 様活性を有する化合物を1種類同定した。その後の解析により、R-spondin 様作用を有する化合物はZNRF3/RNF43を介して作用することが確認され、消化器疾患再生医療領域における有望な創薬シーズになりうることが示唆された。
【研究代表者】