新規分子の探索を中心とした核酸認識系TLR応答制御機構の解明
【研究分野】免疫学
【研究キーワード】
自然免疫 / 自己免疫疾患 / Toll-like receptor / 核酸認識 / I型インターフェロン / Unc93 homolog B1 / 新規分子探索 / 自然炎症 / ファンクショナルクローニング / sgRNAライブラリ / ゲノム編集 / 連鎖解析 / TLR7 / 新規分子 / 遺伝子改変マウス / 核酸認識系TLR応答調節 / 表現型調節因子
【研究成果の概要】
本研究では、Toll-like receptor 7 (TLR7)を中心とした核酸認識系TLRの応答制御機構を解明するために、ファンクショナルクローニングを行ってTLR7の応答を制御する分子の探索を行った。また、TLR7の応答が亢進して自己免疫疾患を発症するマウス(Unc93 homolog B1のD34A変異マウス。以下D34Aマウス)において、その表現型に関与する分子を探索した。
その結果、後者のアプローチから、I型インターフェロン受容体のシグナルがD34Aマウスの発症に関わることを明らかにした。また、I型インターフェロンが特定の細胞におけるTLR7発現の維持に関わることを示した。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)