LTβRシグナルに着目したCOPD病態解明
【研究分野】病態検査学
【研究キーワード】
COPD / 肺気腫 / マウスモデル / LTBR / マイクロアレイ / LIGHT / LTβR / 喫煙 / 肺機能
【研究成果の概要】
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は近年、全身性の炎症性疾患と考えられており、様々な炎症の機序が提唱されているが、炎症性疾患としてのCOPDへの診断・治療の根本的なアプローチは充分でない。本研究は、COPDにおけるLIGHTおよびLTβRシグナルに着目し、細胞実験並びに肺気腫モデルマウスの樹立を通じて同分子の役割を解明することで、新たな病期進展予測マーカー・予後マーカーとしての可能性、さらに治療ターゲットとしての可能性を探ることを目的とした。その結果、モデルマウスにおいてLTβRの発現が上昇しており、COPDにおける新規マーカーの可能性が示唆された。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【配分額】2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)