尋常性天疱瘡抗体の結合による表皮細胞内でのシグナル発生機序の解明
【研究分野】皮膚科学
【研究キーワード】
尋常性天疱瘡 / デスモゾーム / 脂質ラフト / 細胞内シグナル / 国際情報交換 / 米国 / アトランタ / 天疱瘡
【研究成果の概要】
様々なデスモゾーム関連蛋白がヒトケラチノサイト細胞膜上の脂質ラフトと生化学的に関連していることが示され、さらに脂質ラフトがデスモゾームの形成と分解の制御という点において重要なプラットフォームとなっていることが強く示唆された。また、尋常性天疱瘡患者血清中の抗デスモグレイン(Dsg)3抗体によって細胞膜上のDsg3分子のクラスターが形成され、脂質ラフト依存性ならびに細胞内シグナル依存性のエンドサイトーシスによって細胞内に取り込まれることが分かった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
山上 淳 | 慶應義塾大学 | 医学部 | 講師 | (Kakenデータベース) |
天谷 雅行 | 慶応義塾大学 | 医学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
コワルチェック アンドリュー P | 米国エモリー大学 | 医学部 | 准教授 |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2015-03-31
【配分額】5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)