アミロイドーシス発症機構の実験病理学的解明と予防・治療法の開発
【研究分野】実験病理学
【研究キーワード】
疾患モデル動物 / アミロイドーシス / 伝播 / 線維形成 / Apolipoprotein A-II / 治療 / マウス / SAA / ApoA-II / トランスジェニックマウス / 小胞体ストレス / アミロイド / コレステロール / ApoA-I
【研究成果の概要】
アミロイドーシスは蛋白質が病的構造を取り、アミロイド線維として組織に沈着し障害を与える疾患群であり、患者数も多く病態の解明と治療法の開発が希求されている。マウスAApoAIIアミロイドーシス等のモデル動物を用いて、①プリオン病と類似した糞や血液を介した『アミロイド線維の伝播』が、アミロイドーシス発症や病態の進展に重要な要因である。②アミロイドーシス発症はApoA-I や小胞体ストレス応答反応等の蛋白質恒常性維持機構が関与する。ことを明らかにした。これらの結果に基づき、線維形成抑制ペプチドや恒常性維持機構調節を介したアミロイドーシスの治療、予防法の開発を目指している。
【研究代表者】