中国社会の秩序生成原理の探求~場に立ち現れる「理」~
【研究分野】地域研究
【研究キーワード】
中国 / 秩序 / 野次馬 / ワラワラ現象 / 秩序形成 / 噂 / 喧嘩 / インターネット / 客家 / イタリア / 移民 / 郷村 / 廟会 / おしゃべり / チベット仏教 / 香港雨傘革命 / コミュニケーション / 文楽 / 婚姻タブー / 香港 / 雨傘革命 / バリケード
【研究成果の概要】
いわゆる「共通の」何かによって社会秩序を担保する、という発想の限界を離脱するために、中国社会の紛争の場面における解決の作動原理を探求した。その結果、周囲にいる人々の好奇心に基づいているように見える、いわゆる「野次馬」的な行動が、重要な役割を果たしていることが明らかとなった。かつて路上で頻繁に展開されていたその現象は、現在ではインターネット上で観察される。この原理は、人類社会、一般に見られるものと予想している。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
深尾 葉子 | 大阪大学 | 経済学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
高見澤 磨 | 東京大学 | 東洋文化研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究連携者】 |
大木 康 | 東京大学 | 東洋文化研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究協力者】 |
川瀬 由高 | 首都大学東京 | 社会人類学研究室 |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【配分額】5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)