行動計測・数理モデル・耳石化学分析によるクロマグロの分集団構造の解明
【研究分野】水産学一般
【研究キーワード】
クロマグロ / 回遊 / 数理モデル / 安定同位体 / 耳石 / 微量元素 / 小型記録計 / 分集団 / 酸素安定同位体 / 水産学
【研究成果の概要】
クロマグロの分集団構造の把握のため、記録計から得られたデータの解析を行った。西部から東部太平洋への渡洋回遊を行う契機は,越冬海域に依存していることが示された。耳石酸素安定同位体比・微量元素,筋肉の窒素・炭素安定同位体比の生息環境履歴の無負荷型記録計としての有効性が示された。拡張型キネシスモデルは探索範囲・回数が主な制御要因であり,環境探索行動がモデル構築のキー・パラメータであることが示された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
白井 厚太朗 (白井 厚太郎) | 東京大学 | 大気海洋研究所 | 助教 | (Kakenデータベース) |
伊藤 幸彦 | 東京大学 | 大気海洋研究所 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
石村 豊穂 | 国立高等専門学校機構 | 茨城工業高等専門学校 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
藤岡 紘 | 水産研究・教育機構 | 国際水産資源研究所 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
太田 格 | |
ファウエル チャールズ A. | |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【配分額】17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)