種内多様性の具体性に着目した生態-適応フィードバック研究の新展開
【研究分野】生態・環境
【研究キーワード】
進化 / 表現型可塑性 / トレードオフ / 藻類 / 適応 / 数理モデル / 生態学 / 微生物 / モデル化
【研究成果の概要】
進化や表現型可塑性による適応現象と個体数変化といった生態現象が密接に関連する「生態-適応フィードバック」の存在が明らかになりつつある。その理解を「種内多様性の具体性」の新しい視点から深化させる研究に取り組んだ。その結果、遺伝的構成のわずかな違いによって、異なる進化と生態のダイナミクスが引き起こされることがわかった。本研究により、遺伝的多様性の質的な違いが生態系に大きな影響を与えることがあると示され、生物多様性の一側面である遺伝的多様性を考慮する重要性が、今まで以上に示された。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
舞木 昭彦 | 島根大学 | 生物資源科学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
山道 真人 | |
鈴木 健大 | |
笠田 実 | |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)