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研究分野別サイレントキーワード
「生態学」サイレントキーワードを含む研究
【複合領域】健康・スポーツ科学:身体活動生態学を含む研究件
❏居住地域環境が日常身体活動・行動に及ぼす影響に関する調査研究(20240063)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008-04-08 - 2013-03-31
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 (他8件)
【概要】日常身体活動・行動と関連する地域の物理的環境を成人と子どもにおいて明らかにすることを目的とした。全国地域を比較するためのデータベースを地理情報システム(GIS)により構築し、住民の交通行動との関連を解析し、その有用性を検討した。身体活動・行動調査のため、加速度計とGPSの統合分析ツールを開発した。近隣環境認知・身体活動・行動調査のため、簡便な調査票を開発した。 東京・近郊・地方都市を対象とした住民...
❏都市環境が住民の日常身体活動に及ぼす影響に関する調査研究(17200041)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 生態学 / 行動科学 / 身体活動 (他11件)
【概要】本研究は、国内で初めて客観的な物理的環境指標による居住地域環境が人々の身体活動行動に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。研究初年度の文献研究の結果、複数地域の複数集団を対象とすること、居住地域環境因子としては客観的、主観的な種々の因子についての検討が必要であること、身体活動については各種構成要素(移動・余暇・総身体活動)を包括的に網羅した検討が必要であることが明らかになった。身体活動に影響を...
【複合領域】文化財科学・博物館学:地理情報システム(GIS)生態学を含む研究件
❏地域の健康格差・健康関連行動に影響を及ぼす物理的・社会的環境に関する調査研究(25242063)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 (他14件)
【概要】全国地域の物理的・社会的環境ならびに健康・健康行動の格差を幅広い年齢層を対象に明らかにするのが本研究の目的である。地理情報システム(GIS)によるデータベースを構築し、全国市区町村単位の地域環境評価指標、住民による地域環境認知、健康行動実施状況調査票を開発し、調査を行った。 全国地域間に環境評価指標ならびに健康・健康行動(歩行時間等)の大きな差が観察された。都市・地方・島嶼部の住民調査の結果からは...
❏都市環境が住民の日常身体活動に及ぼす影響に関する調査研究(17200041)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 生態学 / 行動科学 / 身体活動 (他11件)
【概要】本研究は、国内で初めて客観的な物理的環境指標による居住地域環境が人々の身体活動行動に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。研究初年度の文献研究の結果、複数地域の複数集団を対象とすること、居住地域環境因子としては客観的、主観的な種々の因子についての検討が必要であること、身体活動については各種構成要素(移動・余暇・総身体活動)を包括的に網羅した検討が必要であることが明らかになった。身体活動に影響を...
【複合領域】生活科学:行動科学生態学を含む研究件
❏地域の健康格差・健康関連行動に影響を及ぼす物理的・社会的環境に関する調査研究(25242063)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 (他14件)
【概要】全国地域の物理的・社会的環境ならびに健康・健康行動の格差を幅広い年齢層を対象に明らかにするのが本研究の目的である。地理情報システム(GIS)によるデータベースを構築し、全国市区町村単位の地域環境評価指標、住民による地域環境認知、健康行動実施状況調査票を開発し、調査を行った。 全国地域間に環境評価指標ならびに健康・健康行動(歩行時間等)の大きな差が観察された。都市・地方・島嶼部の住民調査の結果からは...
❏居住地域環境が日常身体活動・行動に及ぼす影響に関する調査研究(20240063)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008-04-08 - 2013-03-31
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 (他8件)
【概要】日常身体活動・行動と関連する地域の物理的環境を成人と子どもにおいて明らかにすることを目的とした。全国地域を比較するためのデータベースを地理情報システム(GIS)により構築し、住民の交通行動との関連を解析し、その有用性を検討した。身体活動・行動調査のため、加速度計とGPSの統合分析ツールを開発した。近隣環境認知・身体活動・行動調査のため、簡便な調査票を開発した。 東京・近郊・地方都市を対象とした住民...
❏都市環境が住民の日常身体活動に及ぼす影響に関する調査研究(17200041)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 生態学 / 行動科学 / 身体活動 (他11件)
【概要】本研究は、国内で初めて客観的な物理的環境指標による居住地域環境が人々の身体活動行動に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。研究初年度の文献研究の結果、複数地域の複数集団を対象とすること、居住地域環境因子としては客観的、主観的な種々の因子についての検討が必要であること、身体活動については各種構成要素(移動・余暇・総身体活動)を包括的に網羅した検討が必要であることが明らかになった。身体活動に影響を...
【複合領域】子ども学:物理的環境生態学を含む研究件
❏地域の健康格差・健康関連行動に影響を及ぼす物理的・社会的環境に関する調査研究(25242063)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 (他14件)
【概要】全国地域の物理的・社会的環境ならびに健康・健康行動の格差を幅広い年齢層を対象に明らかにするのが本研究の目的である。地理情報システム(GIS)によるデータベースを構築し、全国市区町村単位の地域環境評価指標、住民による地域環境認知、健康行動実施状況調査票を開発し、調査を行った。 全国地域間に環境評価指標ならびに健康・健康行動(歩行時間等)の大きな差が観察された。都市・地方・島嶼部の住民調査の結果からは...
❏都市環境が住民の日常身体活動に及ぼす影響に関する調査研究(17200041)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 生態学 / 行動科学 / 身体活動 (他11件)
【概要】本研究は、国内で初めて客観的な物理的環境指標による居住地域環境が人々の身体活動行動に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。研究初年度の文献研究の結果、複数地域の複数集団を対象とすること、居住地域環境因子としては客観的、主観的な種々の因子についての検討が必要であること、身体活動については各種構成要素(移動・余暇・総身体活動)を包括的に網羅した検討が必要であることが明らかになった。身体活動に影響を...
【環境学】環境保全学:環境変動生態学を含む研究件
❏高解像度観測に基づく混合域動物プランクトン群集遷移過程の解明(16H04959)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】高橋 一生 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (00301581)
【キーワード】プランクトン / 浮魚餌環境 / 海洋環境変動 / ゼラチナス動物プランクトン / カイアシ類 (他21件)
【概要】海況に応答して複雑な出現消長を示す親潮黒潮移行域(混合域)の動物プランクトンの群集遷移を理解することを目的として、従来ネット採集とは異なる手法を導入し、その分布について高解像度観測を実施した。ビデオプランクトンレコーダーによる観測では、親潮域大型カイアシ類群集が珪藻ブルームの遷移に従ってその分布深度を敏感に変化させること、またこの群集遷移に伴って沈降粒子量と組成が大きく変化することが明らかとなった...
❏沿岸生態系におけるアマモ場からの懸濁態有機物移出過程の定量的評価に関する研究(24510008)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】福田 秀樹 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (30451892)
【キーワード】生物地球化学 / 沿岸生態学 / アマモ場 / 東日本大震災 / 海洋生態 (他8件)
【概要】沿岸域におけるアマモ場は流入する懸濁態有機物を捕捉することで、陸域からの流入負荷を緩衝する機能を持つとされている。東日本大震災に伴う津波により被害を受けた岩手県大槌湾の回復状態の異なるアマモ場における懸濁態有機物および沈降粒子の特性を比較することで、アマモ場が持つ緩衝機能が周辺の生産性の乏しい生態系に対する役割を検討した。アマモ繁茂状況により底質の再懸濁のしやすさと懸濁態有機物の蓄積状況に差異が見...
❏極限環境下の生物多様性-モデルサイトとしての南極湖沼(23247012)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】伊村 智 国立極地研究所, 研究教育系, 教授 (90221788)
【キーワード】環境変動 / 極限環境 / 生態学 / 生物多様性 / 分類学 (他7件)
【概要】南極湖底のコケ坊主については、原核・真核生物を網羅するメタゲノム解析等により多様性解析がほぼ完了した。微生物の多様性とそれらによる物質循環構造が再構築されたことで、モデル生態系としての意義が確立した。コケ植物、珪藻類、菌類に関しては、南極の広範囲に渡る多様性解析が進み、地域間比較や種間関係に関する研究へと発展した。クマムシについては昭和基地周辺の多様性の概要が明らかになったほか、飼育系を確立し繁殖...
【数物系科学】地球惑星科学:貝類生態学を含む研究件
❏水産ベントスの資源量変動に対する浮遊幼生期の減耗過程の影響解明(16K18736)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】入江 貴博 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (30549332)
【キーワード】ベリジャー幼生 / ベントス / 温度 / 動的エネルギー収支 / 中立遺伝情報 (他10件)
【概要】海産ベントスの個体群への加入量を予測するための手法を確立することを目指して、実証研究と理論研究を平行して進めた。浮遊幼生の飼育実験を行い、異なる温度条件で作られた幼生殻の標本を得た。黒潮流域の複数の産地に赴き、野外で浮遊期を経験した個体の幼生殻とDNAを収集した。次世代シーケンシング技術を利用して得た対象種の全ゲノム情報を解析する過程で、副産物として同種のミトコンドリアDNAの全情報が得られたため...
❏水産無脊椎動物における外骨格の幾何学的構造を考慮した成長モデルの新展開(19580217)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】大西 修平 東海大学, 海洋学部, 准教授 (00262337)
【キーワード】成長曲線 / 無脊椎動物 / 貝類 / 水産学 / 生態学 (他7件)
【概要】無脊椎動物の体の構造を考慮に入れて開発された既存の成長モデル(成長曲線)について、さらに固有の生活史をモデルに反映させる場合の、新しい展開の可能性を考察した。体構造の幾何学的な扱いやすさから二枚貝を研究材料とした。水産業では、特に生息場の水温をはじめ環境要因やストレスと成長速度の結びつきについての関心が高く、この視点に立ったモデル拡張も試みた。候補となった多くのモデルの微分方程式は解析的に扱えず、...
【数物系科学】地球惑星科学:国際研究者交流生態学を含む研究件
❏穀物の旱魃応答指数の生理・遺伝・生態学的解明(23380011)
【研究テーマ】作物生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鴨下 顕彦 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 准教授 (10323487)
【キーワード】ストレス / 生態学 / 遺伝学 / 植物 / 環境 (他12件)
【概要】イネの多様な品種群、遺伝集団、準同質遺伝子系統を用いて、旱魃応答指数(DRI)を定量し、その生態生理・遺伝学的機構を解明した。品種試験では、DRIは旱魃下の収穫指数、稔実性や乾物生産と正の相関が強く、不稔穂の割合、出穂遅延、草丈減少と負の相関が強かった。遺伝集団試験では、第2染色体のRM6911-RM6379の領域、第4染色体RM5953近傍、第8染色体に2か所、DRIの量的遺伝子座が推定されたが...
❏熱帯の産米林農村に在来する生物の機能を活用した農業生産と資源利用との調和(23255008)
【研究テーマ】作物学・雑草学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮川 修一 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (60115425)
【キーワード】環境調和型農林水産 / 環境分析 / 植物 / 生態学 / 林学 (他6件)
【概要】水田内に有用な樹木が生育する産米林では,田面の樹木数の減少の一方で畦畔への植林が進み,樹木資源の維持に重要な役割を持っていることが明らかとなった.樹種によってはイネに損害を与えることもあり適切な管理が必要である.産米林農村ではシロアリとその塚が農業と生活に貢献している.シロアリの活動と塚に生育する樹木により土壌が肥沃となる.野菜栽培に塚を一挙採掘する農村も多いがこの方法では10年内外に塚が消滅する...
❏産卵場解析による魚種交替生物過程の解明と海洋生態系間比較(22688017)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】高須賀 明典 独立行政法人水産総合研究センター, 中央水産研究所, 主任研究員 (00392902)
【キーワード】海洋生態 / 海洋資源 / 水産学 / 生態学 / 国際研究者交流 (他10件)
【概要】本研究課題では、気候変動に伴ってカタクチイワシとマイワシの間で優占魚種が入れ替わる魚種交替現象の生物学的メカニズムの解明を進めるため、産卵場解析を中心に生物特性を明らかにした。(1) 大時空間スケールでの産卵場環境の歴史的変遷を記述した。(2) 小規模スケールでの産卵場形成機構を明らかにした。(3) 黒潮海流域、カリフォルニア海流域、フンボルト海流域間で物理・生物要因に対する産卵応答特性を比較した...
【化学】複合化学:窒素固定生態学を含む研究件
❏サツマイモ窒素固定共生系の分子生態学的解明(15H04620)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】池田 成志 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター 大規模畑作研究領域, 上級研究員 (20396609)
【キーワード】窒素固定 / サツマイモ / 共生細菌 / 多様性 / 16S rRNA遺伝子 (他19件)
【概要】サツマイモの茎、塊根の表面と内部の共生細菌群集について非培養法による多様性解析を行った結果、各組織に共通して他の作物種よりもアルファプロテオバクテリアの優占化が観察された。また、多様性指数は塊根表面、茎、塊根内部、の順番で小さくなることが明らかにされた。上記と対応する組織から共生細菌の網羅的な分離培養を実施した。約2000株の分離菌について16S rRNA遺伝子に基づくクラスタリング解析を行った結...
❏Bacteroidales目細菌の窒素固定と水素利用の新機能の解明(26292047)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大熊 盛也 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソースセンター, 室長 (10270597)
【キーワード】微生物機能 / 窒素固定 / 水素代謝 / 共生 / シングルセルゲノム (他18件)
【概要】Bacteroidales目細菌において、窒素固定あるいは古細菌の水素代謝に関連する遺伝子をゲノム上に有する細菌種を見出し、培養株で活性を検出した。シロアリ腸内の窒素固定と水素利用還元的酢酸生成に働く細菌として、セルロース分解性原生生物の細胞内共生スピロヘータを同定した。この細胞内共生細菌と原生生物の細胞表層に共生するBacteroidales目細菌2種について、シングルセルゲノム解析で機能と共生...
【生物学】基礎生物学:群集生態学を含む研究件
❏「形質アプローチ」でせまる森林の植物―土壌フィードバック(17H03736)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】黒川 紘子 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (70515733)
【キーワード】機能形質 / 群集形成機構 / 地上部―地下部相互作用 / 地上部ー地下部相互作用 / 生態学 (他7件)
【概要】本研究では、森林樹木群集の形成や多種共存機構における植物-土壌フィードバックの役割を、形質アプローチにより検証することを目的とした。全樹木群集構成種の動態データや成木、稚樹の機能形質データなどが蓄積されている小川群落保護林(茨城)の1.2ha調査区で、新たに当年生実生や1年生以上の実生の形質データを整備した。さらに、調査区内の10m×10m格子点で土壌の生物・非生物特性を測定し、土壌特性の空間的な...
❏生活史戦略理論による社会生物学と群集生態学の統合:外来アリからクローナル植物まで(21247006)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 群集 / 生活史 / 進化 / 撹乱 (他9件)
【概要】本研究は、一旦定着したら移動性に乏しい超個体という共通の特徴を持ち、かつ生物多様性と生態系サービスの維持のための鍵となりうる生物分類群、アリ、シロアリ、サンゴ、クローナル植物が、環境撹乱にどう適応しているのかという視点を切口に、群集生態学と社会生物学を生活史戦略理論の観点から統合再構築することを目的とした。超個体の分割比と分散距離のトレードオフに関するコロニーベースモデルの一般版を平衡点安定性解析...
【生物学】基礎生物学:個体群生態学生態学を含む研究件
❏個体群動態に与える個体履歴の影響(19H03298)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】シェファーソン リチャード 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10747108)
【キーワード】個体群動態 / 生態学 / 個体群 / 進化学 / 進化 (他8件)
【概要】我々は、個体の歴史が個体群動態に強く影響し、現在使われているモデルではこの影響が失われていると仮定した。その結果、個体史は実際にそのような強い影響力を持つことがわかり、現在使われている個体群動態予測・サイズ予測手法の有用性に疑問を投げかける結果となった。私たちは、個体群動態を考慮した場合と考慮しない場合の両方について、個体群動態を予測できるソフトウェアを開発し、研究者や学生が自身の研究のためにこれ...
❏Long-term eco-evolutionary impacts of the mycorrhiza on plant population dynamics(16K07503)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】シェファーソン リチャード 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10747108)
【キーワード】生活史 / 植物 / 個体群生態学 / 進化学 / 植物生態学 (他13件)
【概要】共生がもたらす適応度への効果は正に働くと考えられているが、実際には、共生相手の種や条件に応じて、正の影響も負の影響もある。共生に焦点を当てた進化論的研究では、「最も重要な影響はすみやかにより高い繁殖へと変換され、短期間で観察可能な適応性の増減をもたらす」と仮定されている。しかし、環境条件、共生者および相互作用する種の遺伝的特徴によっては、共生は短期間で非常に変化しやすい影響をもたらす可能性がある。...
【生物学】基礎生物学:トレードオフ生態学を含む研究件
❏種内多様性の具体性に着目した生態-適応フィードバック研究の新展開(26291088)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉田 丈人 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40447321)
【キーワード】進化 / 表現型可塑性 / トレードオフ / 藻類 / 適応 (他9件)
【概要】進化や表現型可塑性による適応現象と個体数変化といった生態現象が密接に関連する「生態-適応フィードバック」の存在が明らかになりつつある。その理解を「種内多様性の具体性」の新しい視点から深化させる研究に取り組んだ。その結果、遺伝的構成のわずかな違いによって、異なる進化と生態のダイナミクスが引き起こされることがわかった。本研究により、遺伝的多様性の質的な違いが生態系に大きな影響を与えることがあると示され...
❏ストレス環境下における形質間のトレードオフとその最適制御のための生理形態学的基礎(07306001)
【研究テーマ】作物学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】1995 - 1997
【研究代表者】秋田 重誠 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (10251498)
【キーワード】アミラーゼ / 養分ストレス / 低温ストレス / 水分ストレス / 水稲 (他12件)
【概要】水稲グループでは低温低酸素条件下での出芽が種子のアロイロン層におけるβアミラーゼの発現状況と強い連動を示しており、これが遺伝子の転写レベルで制御されていること、βアミラーゼが発現しないでもαアミラーゼのAmy1以外のアイソザイムが発現する品種では出芽の良いことを明らかにした(秋田)、また、養分ストレスにおいて水稲では養分の希薄な湖水での生育量は土壌を用いた栽培と大差がないが、カヤツリグサのある種の...
【生物学】基礎生物学:形態学生態学を含む研究件
❏マオウ属植物の多様性の解析と種分類に関する調査研究(20255005)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 薬学系, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 分類学 / 塩基配列 (他17件)
【概要】アジア,ヨーロッパ,アフリカなど計12カ国において海外学術調査を行ない,本研究で主目的としたEphedra distachya, E. sinicaなどを始めとする28分類群を入手した。これらの資料をもとに内部形態,含有アルカロイドなどに関する多様性を調査した結果,生育地の水分環境に大きな影響を受けている一方,栽培研究により,ある程度は遺伝的要因に依存していることも明らかになった。分類学的には学際...
❏東南アジアにおけるマメジカ類の生理生態学的調査と増殖保存に関する研究(18405036)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】福田 勝洋 岡山理科大学, 理学部, 教授 (10012022)
【キーワード】野生動物 / 反芻動物 / 系統進化 / 種の保全 / 形態学 (他11件)
【概要】マメジカは反芻動物の中で進化の早い時期に分かれ、その後大きな変化を経ず現代まで生きのびたため、反芻動物の原始的な特性を残すとされている。反芻動物であるにもかかわらず、非反芻動物さらには非偶蹄動物の特徴をも示す。他の偶蹄類との比較検討を加えマメジカの生理生態学的な特性を明らかにした。 1.偶蹄類の脳への血液供給は怪網と呼ばれる特殊な動脈系を介して行われる。マメジカでは内頚動脈が発達し怪網を欠損するこ...
❏マオウ科植物の形態ならびに成分化学的多様と種分類に関する調査研究(17405014)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 自然科学研究科, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 生態学 / 遺伝子 (他11件)
【概要】平成17年度に中国の内蒙古自治区,遼寧省,吉林省,河北省など,またモンゴル国のウランバートル周辺並びに西南部のゴビ砂漠,平成18年度に中国の河北省,甘粛省,新彊省など,またロシアのブリアチア共和国及び沿海州,平成19年度に中国の北京,雲南省,四川省,内蒙古自治区のモンゴル国境付近,河北省などにおいて,それぞれ現地の研究機関の協力を得てマオウ属植物Ephedra自生地の現地調査を行なった.その結果,...
【生物学】基礎生物学:分類生態学を含む研究件
❏マオウ属植物の多様性の解析と種分類に関する調査研究(20255005)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 薬学系, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 分類学 / 塩基配列 (他17件)
【概要】アジア,ヨーロッパ,アフリカなど計12カ国において海外学術調査を行ない,本研究で主目的としたEphedra distachya, E. sinicaなどを始めとする28分類群を入手した。これらの資料をもとに内部形態,含有アルカロイドなどに関する多様性を調査した結果,生育地の水分環境に大きな影響を受けている一方,栽培研究により,ある程度は遺伝的要因に依存していることも明らかになった。分類学的には学際...
❏マオウ科植物の形態ならびに成分化学的多様と種分類に関する調査研究(17405014)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 自然科学研究科, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 生態学 / 遺伝子 (他11件)
【概要】平成17年度に中国の内蒙古自治区,遼寧省,吉林省,河北省など,またモンゴル国のウランバートル周辺並びに西南部のゴビ砂漠,平成18年度に中国の河北省,甘粛省,新彊省など,またロシアのブリアチア共和国及び沿海州,平成19年度に中国の北京,雲南省,四川省,内蒙古自治区のモンゴル国境付近,河北省などにおいて,それぞれ現地の研究機関の協力を得てマオウ属植物Ephedra自生地の現地調査を行なった.その結果,...
【生物学】基礎生物学:分類学生態学を含む研究件
❏Bacteroidales目細菌の窒素固定と水素利用の新機能の解明(26292047)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大熊 盛也 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソースセンター, 室長 (10270597)
【キーワード】微生物機能 / 窒素固定 / 水素代謝 / 共生 / シングルセルゲノム (他18件)
【概要】Bacteroidales目細菌において、窒素固定あるいは古細菌の水素代謝に関連する遺伝子をゲノム上に有する細菌種を見出し、培養株で活性を検出した。シロアリ腸内の窒素固定と水素利用還元的酢酸生成に働く細菌として、セルロース分解性原生生物の細胞内共生スピロヘータを同定した。この細胞内共生細菌と原生生物の細胞表層に共生するBacteroidales目細菌2種について、シングルセルゲノム解析で機能と共生...
❏極限環境下の生物多様性-モデルサイトとしての南極湖沼(23247012)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】伊村 智 国立極地研究所, 研究教育系, 教授 (90221788)
【キーワード】環境変動 / 極限環境 / 生態学 / 生物多様性 / 分類学 (他7件)
【概要】南極湖底のコケ坊主については、原核・真核生物を網羅するメタゲノム解析等により多様性解析がほぼ完了した。微生物の多様性とそれらによる物質循環構造が再構築されたことで、モデル生態系としての意義が確立した。コケ植物、珪藻類、菌類に関しては、南極の広範囲に渡る多様性解析が進み、地域間比較や種間関係に関する研究へと発展した。クマムシについては昭和基地周辺の多様性の概要が明らかになったほか、飼育系を確立し繁殖...
❏マオウ属植物の多様性の解析と種分類に関する調査研究(20255005)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 薬学系, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 分類学 / 塩基配列 (他17件)
【概要】アジア,ヨーロッパ,アフリカなど計12カ国において海外学術調査を行ない,本研究で主目的としたEphedra distachya, E. sinicaなどを始めとする28分類群を入手した。これらの資料をもとに内部形態,含有アルカロイドなどに関する多様性を調査した結果,生育地の水分環境に大きな影響を受けている一方,栽培研究により,ある程度は遺伝的要因に依存していることも明らかになった。分類学的には学際...
【生物学】基礎生物学:植物化学生態学を含む研究件
❏マオウ属植物の多様性の解析と種分類に関する調査研究(20255005)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 薬学系, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 分類学 / 塩基配列 (他17件)
【概要】アジア,ヨーロッパ,アフリカなど計12カ国において海外学術調査を行ない,本研究で主目的としたEphedra distachya, E. sinicaなどを始めとする28分類群を入手した。これらの資料をもとに内部形態,含有アルカロイドなどに関する多様性を調査した結果,生育地の水分環境に大きな影響を受けている一方,栽培研究により,ある程度は遺伝的要因に依存していることも明らかになった。分類学的には学際...
❏マオウ科植物の形態ならびに成分化学的多様と種分類に関する調査研究(17405014)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 自然科学研究科, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 生態学 / 遺伝子 (他11件)
【概要】平成17年度に中国の内蒙古自治区,遼寧省,吉林省,河北省など,またモンゴル国のウランバートル周辺並びに西南部のゴビ砂漠,平成18年度に中国の河北省,甘粛省,新彊省など,またロシアのブリアチア共和国及び沿海州,平成19年度に中国の北京,雲南省,四川省,内蒙古自治区のモンゴル国境付近,河北省などにおいて,それぞれ現地の研究機関の協力を得てマオウ属植物Ephedra自生地の現地調査を行なった.その結果,...
【生物学】基礎生物学:麻黄生態学を含む研究件
❏マオウ属植物の多様性の解析と種分類に関する調査研究(20255005)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 薬学系, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 分類学 / 塩基配列 (他17件)
【概要】アジア,ヨーロッパ,アフリカなど計12カ国において海外学術調査を行ない,本研究で主目的としたEphedra distachya, E. sinicaなどを始めとする28分類群を入手した。これらの資料をもとに内部形態,含有アルカロイドなどに関する多様性を調査した結果,生育地の水分環境に大きな影響を受けている一方,栽培研究により,ある程度は遺伝的要因に依存していることも明らかになった。分類学的には学際...
❏マオウ科植物の形態ならびに成分化学的多様と種分類に関する調査研究(17405014)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 自然科学研究科, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 生態学 / 遺伝子 (他11件)
【概要】平成17年度に中国の内蒙古自治区,遼寧省,吉林省,河北省など,またモンゴル国のウランバートル周辺並びに西南部のゴビ砂漠,平成18年度に中国の河北省,甘粛省,新彊省など,またロシアのブリアチア共和国及び沿海州,平成19年度に中国の北京,雲南省,四川省,内蒙古自治区のモンゴル国境付近,河北省などにおいて,それぞれ現地の研究機関の協力を得てマオウ属植物Ephedra自生地の現地調査を行なった.その結果,...
【生物学】基礎生物学:Ephedra生態学を含む研究件
❏マオウ属植物の多様性の解析と種分類に関する調査研究(20255005)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 薬学系, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 分類学 / 塩基配列 (他17件)
【概要】アジア,ヨーロッパ,アフリカなど計12カ国において海外学術調査を行ない,本研究で主目的としたEphedra distachya, E. sinicaなどを始めとする28分類群を入手した。これらの資料をもとに内部形態,含有アルカロイドなどに関する多様性を調査した結果,生育地の水分環境に大きな影響を受けている一方,栽培研究により,ある程度は遺伝的要因に依存していることも明らかになった。分類学的には学際...
❏マオウ科植物の形態ならびに成分化学的多様と種分類に関する調査研究(17405014)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 自然科学研究科, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 生態学 / 遺伝子 (他11件)
【概要】平成17年度に中国の内蒙古自治区,遼寧省,吉林省,河北省など,またモンゴル国のウランバートル周辺並びに西南部のゴビ砂漠,平成18年度に中国の河北省,甘粛省,新彊省など,またロシアのブリアチア共和国及び沿海州,平成19年度に中国の北京,雲南省,四川省,内蒙古自治区のモンゴル国境付近,河北省などにおいて,それぞれ現地の研究機関の協力を得てマオウ属植物Ephedra自生地の現地調査を行なった.その結果,...
【生物学】基礎生物学:マダガスカル生態学を含む研究件
❏住家性ジャコウネズミのインド洋沿岸域における超域的な人為移動のプロセスの解明(25304009)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大舘 智志 北海道大学, 低温科学研究所, 助教 (60292041)
【キーワード】インド洋 / ジャコウネズミ / Suncus murinus / 人為移動 / 系統地理学 (他26件)
【概要】本研究は人間の活動に伴って移動をおこなう住家性のジャコウネズミ(真無盲腸目トガリネズミ科)の移動経路を調べることにより、人の歴史と動物の関係を知らべることを目的としている。そのために分子系統学、細胞遺伝学、形態学、生態学的な調査を行った。 分子系統学と細胞遺伝学的な調査とニッチェ解析により、ジャコウネズミは東アジア南部や東南アジア島嶼部、西アジア、インド洋西部沿岸部では、人間活動により複雑な過程に...
❏マダガスカルにおける民族集団の生成論理と民族間関係(10041013)
【研究テーマ】文化人類学(含民族学・民俗学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】1998 - 1999
【研究代表者】内堀 基光 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (30126726)
【キーワード】マダガスカル / 民族集団 / 差異化 / ベツィレウ / ツィミヘティ (他10件)
【概要】本調査では、公称で18あるとされるマダガスカルの民族集団が、いかに歴史的に形成・認知されてきたかを探るために、中央高原南部のベツィレウ、マダガスカル北西部のツィミヘティ、および首都北東部アラウチャ湖周辺に住むシハナカの3集団を集中的に取り上げ、個々の現地調査にもとづき、形成についての語りの伝承、隣接民族集団との日常のデータを収集した。研究成果のなかでは、とりわけベツィレウ集団のなかに、新たな下位民...
【生物学】基礎生物学:塩基配列生態学を含む研究件
❏住家性ジャコウネズミのインド洋沿岸域における超域的な人為移動のプロセスの解明(25304009)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大舘 智志 北海道大学, 低温科学研究所, 助教 (60292041)
【キーワード】インド洋 / ジャコウネズミ / Suncus murinus / 人為移動 / 系統地理学 (他26件)
【概要】本研究は人間の活動に伴って移動をおこなう住家性のジャコウネズミ(真無盲腸目トガリネズミ科)の移動経路を調べることにより、人の歴史と動物の関係を知らべることを目的としている。そのために分子系統学、細胞遺伝学、形態学、生態学的な調査を行った。 分子系統学と細胞遺伝学的な調査とニッチェ解析により、ジャコウネズミは東アジア南部や東南アジア島嶼部、西アジア、インド洋西部沿岸部では、人間活動により複雑な過程に...
❏マオウ属植物の多様性の解析と種分類に関する調査研究(20255005)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 薬学系, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 分類学 / 塩基配列 (他17件)
【概要】アジア,ヨーロッパ,アフリカなど計12カ国において海外学術調査を行ない,本研究で主目的としたEphedra distachya, E. sinicaなどを始めとする28分類群を入手した。これらの資料をもとに内部形態,含有アルカロイドなどに関する多様性を調査した結果,生育地の水分環境に大きな影響を受けている一方,栽培研究により,ある程度は遺伝的要因に依存していることも明らかになった。分類学的には学際...
【生物学】基礎生物学:進化学生態学を含む研究件
❏個体群動態に与える個体履歴の影響(19H03298)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】シェファーソン リチャード 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10747108)
【キーワード】個体群動態 / 生態学 / 個体群 / 進化学 / 進化 (他8件)
【概要】我々は、個体の歴史が個体群動態に強く影響し、現在使われているモデルではこの影響が失われていると仮定した。その結果、個体史は実際にそのような強い影響力を持つことがわかり、現在使われている個体群動態予測・サイズ予測手法の有用性に疑問を投げかける結果となった。私たちは、個体群動態を考慮した場合と考慮しない場合の両方について、個体群動態を予測できるソフトウェアを開発し、研究者や学生が自身の研究のためにこれ...
❏Long-term eco-evolutionary impacts of the mycorrhiza on plant population dynamics(16K07503)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】シェファーソン リチャード 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10747108)
【キーワード】生活史 / 植物 / 個体群生態学 / 進化学 / 植物生態学 (他13件)
【概要】共生がもたらす適応度への効果は正に働くと考えられているが、実際には、共生相手の種や条件に応じて、正の影響も負の影響もある。共生に焦点を当てた進化論的研究では、「最も重要な影響はすみやかにより高い繁殖へと変換され、短期間で観察可能な適応性の増減をもたらす」と仮定されている。しかし、環境条件、共生者および相互作用する種の遺伝的特徴によっては、共生は短期間で非常に変化しやすい影響をもたらす可能性がある。...
【生物学】人類学:進化生態学を含む研究件
❏個体群動態に与える個体履歴の影響(19H03298)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】シェファーソン リチャード 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10747108)
【キーワード】個体群動態 / 生態学 / 個体群 / 進化学 / 進化 (他8件)
【概要】我々は、個体の歴史が個体群動態に強く影響し、現在使われているモデルではこの影響が失われていると仮定した。その結果、個体史は実際にそのような強い影響力を持つことがわかり、現在使われている個体群動態予測・サイズ予測手法の有用性に疑問を投げかける結果となった。私たちは、個体群動態を考慮した場合と考慮しない場合の両方について、個体群動態を予測できるソフトウェアを開発し、研究者や学生が自身の研究のためにこれ...
❏Long-term eco-evolutionary impacts of the mycorrhiza on plant population dynamics(16K07503)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】シェファーソン リチャード 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10747108)
【キーワード】生活史 / 植物 / 個体群生態学 / 進化学 / 植物生態学 (他13件)
【概要】共生がもたらす適応度への効果は正に働くと考えられているが、実際には、共生相手の種や条件に応じて、正の影響も負の影響もある。共生に焦点を当てた進化論的研究では、「最も重要な影響はすみやかにより高い繁殖へと変換され、短期間で観察可能な適応性の増減をもたらす」と仮定されている。しかし、環境条件、共生者および相互作用する種の遺伝的特徴によっては、共生は短期間で非常に変化しやすい影響をもたらす可能性がある。...
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
【生物学】人類学:多様性生態学を含む研究件
❏サツマイモ窒素固定共生系の分子生態学的解明(15H04620)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】池田 成志 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター 大規模畑作研究領域, 上級研究員 (20396609)
【キーワード】窒素固定 / サツマイモ / 共生細菌 / 多様性 / 16S rRNA遺伝子 (他19件)
【概要】サツマイモの茎、塊根の表面と内部の共生細菌群集について非培養法による多様性解析を行った結果、各組織に共通して他の作物種よりもアルファプロテオバクテリアの優占化が観察された。また、多様性指数は塊根表面、茎、塊根内部、の順番で小さくなることが明らかにされた。上記と対応する組織から共生細菌の網羅的な分離培養を実施した。約2000株の分離菌について16S rRNA遺伝子に基づくクラスタリング解析を行った結...
❏生態系における普遍性の統計力学的研究(21740284)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】島田 尚 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (90431791)
【キーワード】生態系 / 統計力学 / 普遍な統計則 / 多様性 / 生態学 (他11件)
【概要】化石資料や生態系の観測データ、社会系、さらには理論モデルに普遍的に見られる特徴的パターンの由来の理解を目指し研究を行った。まず質的に異なる多種競争系の数理モデルの比較から特徴的な生物種寿命分布の統計性を左右する要件を明らかにした。またこの知見を元に系の記述を大幅に簡単化したグラフモデルを提案し、この簡単なモデルにおいても観測事実に一致する分布が得られる事とその数理的機構を明らかした。 ...
❏マオウ属植物の多様性の解析と種分類に関する調査研究(20255005)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 薬学系, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 分類学 / 塩基配列 (他17件)
【概要】アジア,ヨーロッパ,アフリカなど計12カ国において海外学術調査を行ない,本研究で主目的としたEphedra distachya, E. sinicaなどを始めとする28分類群を入手した。これらの資料をもとに内部形態,含有アルカロイドなどに関する多様性を調査した結果,生育地の水分環境に大きな影響を受けている一方,栽培研究により,ある程度は遺伝的要因に依存していることも明らかになった。分類学的には学際...
【工学】建築学:地域環境生態学を含む研究件
❏地域の健康格差・健康関連行動に影響を及ぼす物理的・社会的環境に関する調査研究(25242063)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 (他14件)
【概要】全国地域の物理的・社会的環境ならびに健康・健康行動の格差を幅広い年齢層を対象に明らかにするのが本研究の目的である。地理情報システム(GIS)によるデータベースを構築し、全国市区町村単位の地域環境評価指標、住民による地域環境認知、健康行動実施状況調査票を開発し、調査を行った。 全国地域間に環境評価指標ならびに健康・健康行動(歩行時間等)の大きな差が観察された。都市・地方・島嶼部の住民調査の結果からは...
❏居住地域環境が日常身体活動・行動に及ぼす影響に関する調査研究(20240063)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008-04-08 - 2013-03-31
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 (他8件)
【概要】日常身体活動・行動と関連する地域の物理的環境を成人と子どもにおいて明らかにすることを目的とした。全国地域を比較するためのデータベースを地理情報システム(GIS)により構築し、住民の交通行動との関連を解析し、その有用性を検討した。身体活動・行動調査のため、加速度計とGPSの統合分析ツールを開発した。近隣環境認知・身体活動・行動調査のため、簡便な調査票を開発した。 東京・近郊・地方都市を対象とした住民...
【工学】建築学:居住環境生態学を含む研究件
❏地域の健康格差・健康関連行動に影響を及ぼす物理的・社会的環境に関する調査研究(25242063)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 (他14件)
【概要】全国地域の物理的・社会的環境ならびに健康・健康行動の格差を幅広い年齢層を対象に明らかにするのが本研究の目的である。地理情報システム(GIS)によるデータベースを構築し、全国市区町村単位の地域環境評価指標、住民による地域環境認知、健康行動実施状況調査票を開発し、調査を行った。 全国地域間に環境評価指標ならびに健康・健康行動(歩行時間等)の大きな差が観察された。都市・地方・島嶼部の住民調査の結果からは...
❏居住地域環境が日常身体活動・行動に及ぼす影響に関する調査研究(20240063)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008-04-08 - 2013-03-31
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 (他8件)
【概要】日常身体活動・行動と関連する地域の物理的環境を成人と子どもにおいて明らかにすることを目的とした。全国地域を比較するためのデータベースを地理情報システム(GIS)により構築し、住民の交通行動との関連を解析し、その有用性を検討した。身体活動・行動調査のため、加速度計とGPSの統合分析ツールを開発した。近隣環境認知・身体活動・行動調査のため、簡便な調査票を開発した。 東京・近郊・地方都市を対象とした住民...
【工学】総合工学:海洋資源生態学を含む研究件
❏高解像度観測に基づく混合域動物プランクトン群集遷移過程の解明(16H04959)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】高橋 一生 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (00301581)
【キーワード】プランクトン / 浮魚餌環境 / 海洋環境変動 / ゼラチナス動物プランクトン / カイアシ類 (他21件)
【概要】海況に応答して複雑な出現消長を示す親潮黒潮移行域(混合域)の動物プランクトンの群集遷移を理解することを目的として、従来ネット採集とは異なる手法を導入し、その分布について高解像度観測を実施した。ビデオプランクトンレコーダーによる観測では、親潮域大型カイアシ類群集が珪藻ブルームの遷移に従ってその分布深度を敏感に変化させること、またこの群集遷移に伴って沈降粒子量と組成が大きく変化することが明らかとなった...
❏産卵場解析による魚種交替生物過程の解明と海洋生態系間比較(22688017)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】高須賀 明典 独立行政法人水産総合研究センター, 中央水産研究所, 主任研究員 (00392902)
【キーワード】海洋生態 / 海洋資源 / 水産学 / 生態学 / 国際研究者交流 (他10件)
【概要】本研究課題では、気候変動に伴ってカタクチイワシとマイワシの間で優占魚種が入れ替わる魚種交替現象の生物学的メカニズムの解明を進めるため、産卵場解析を中心に生物特性を明らかにした。(1) 大時空間スケールでの産卵場環境の歴史的変遷を記述した。(2) 小規模スケールでの産卵場形成機構を明らかにした。(3) 黒潮海流域、カリフォルニア海流域、フンボルト海流域間で物理・生物要因に対する産卵応答特性を比較した...
【農学】社会経済農学:環境調和型農林水産生態学を含む研究件
❏熱帯の産米林農村に在来する生物の機能を活用した農業生産と資源利用との調和(23255008)
【研究テーマ】作物学・雑草学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮川 修一 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (60115425)
【キーワード】環境調和型農林水産 / 環境分析 / 植物 / 生態学 / 林学 (他6件)
【概要】水田内に有用な樹木が生育する産米林では,田面の樹木数の減少の一方で畦畔への植林が進み,樹木資源の維持に重要な役割を持っていることが明らかとなった.樹種によってはイネに損害を与えることもあり適切な管理が必要である.産米林農村ではシロアリとその塚が農業と生活に貢献している.シロアリの活動と塚に生育する樹木により土壌が肥沃となる.野菜栽培に塚を一挙採掘する農村も多いがこの方法では10年内外に塚が消滅する...
❏カンボジア天水田のヘテロな水環境での多面的機能と稲作改良モデルの構築(20405019)
【研究テーマ】作物学・雑草学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2011
【研究代表者】鴨下 顕彦 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 准教授 (10323487)
【キーワード】環境調和型農林水産 / 熱帯農学 / 農業人間学 / 農業経済学 / 生態学 (他8件)
【概要】紛争からの復興と成長を遂げようとしているカンボジアの稲作の実態の解明のために、作物栽培学、雑草学、景観学、ファーミングシステム研究の手法により、稲作の技術的改良の可能性と多面的機能の評価を評価した。資材の投入や多収安定品種の普及の重要性と、地域住民の生活の視点からの水田生態系の機能の重要性を示し、生態系サービスを損なわないような増産技術の重要性について明らかにした。具体的には、ポルポト時代の灌漑修...
【農学】動物生命科学:生態系生態学を含む研究件
❏生態系における普遍性の統計力学的研究(21740284)
【研究テーマ】数理物理・物性基礎
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】島田 尚 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (90431791)
【キーワード】生態系 / 統計力学 / 普遍な統計則 / 多様性 / 生態学 (他11件)
【概要】化石資料や生態系の観測データ、社会系、さらには理論モデルに普遍的に見られる特徴的パターンの由来の理解を目指し研究を行った。まず質的に異なる多種競争系の数理モデルの比較から特徴的な生物種寿命分布の統計性を左右する要件を明らかにした。またこの知見を元に系の記述を大幅に簡単化したグラフモデルを提案し、この簡単なモデルにおいても観測事実に一致する分布が得られる事とその数理的機構を明らかした。 ...
❏生態系の複雑さに関する数理的研究の展望(14604006)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002
【研究代表者】瀬野 裕美 広島大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (50221338)
【キーワード】生態系 / 数理モデル / 数理的研究 / 多様性 / 生態学 (他6件)
【概要】本研究は,生態学における生態系の安定性や動態,多様性についての数理的研究の現状と将来の発展性について,生態学に関する数理モデルの数学的研究に関わってきた研究者を中心とした研究者組織によって総合的な議論を行う学際的な交流の場を実現し,生態系に関する数理的研究の現状の諸側面に関する議論を行い,将来の発展を促す契機を提供することを目指した。 昨今の応用数理における多様な自然科学分野の融合,複合化の実現,...
【農学】森林圏科学:昆虫生態学を含む研究件
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
❏樹木との共進化を考慮した植食性昆虫群集の多様性形成機構の解明(23710281)
【研究テーマ】資源保全学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】平尾 聡秀 東京大学, 農学生命科学研究科, 講師 (90598210)
【キーワード】拡散共進化 / 系統的保守性 / 共種分化 / 生態系保全 / 生物多様性 (他11件)
【概要】本研究では、樹木との共進化プロセスを考慮して、冷温帯林における植食性昆虫の多様性の維持・形成機構を明らかにするために、樹木と植食性昆虫間の相互作用を分析した。その結果、樹木種間の系統的距離が大きくなるほど、植食性昆虫のβ多様性が増加する傾向がみられ、樹木の系統的制約が植食性昆虫の多様性に寄与していることが明らかになった。本研究から、優占する樹木種だけでなく、系統的に孤立した樹木種が失われる場合でも...
❏分子生物学的手法、雄の不妊化、天敵利用による外来侵入アリ3種の防除法開発(21248005)
【研究テーマ】応用昆虫学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】東 正剛 北海道大学, 大学院・地球環境科学研究院, 教授 (90133777)
【キーワード】害虫管理 / 生物的防除 / 外来侵入アリ / 生態学 / 昆虫 (他8件)
【概要】継続調査により、アルゼンチンアリの分布域が本州太平洋海岸沿いに拡大していることを確認した。そのうち、横浜で発見した小さな個体群を対象に、アリ道フェロモン成分Z-(9)-Hexadecenalと市販の殺蟻剤を併用して根絶を試み、成功した。ヒアリの侵入を防ぐため、検疫官でも容易に使える種同定法を開発するとともに、オオタバコガコマユバチが侵入アリの検出に有効であることを確認した。また、ヒアリの核型分析に...
【農学】森林圏科学:林学生態学を含む研究件
❏南西諸島地史に基づく固有種リュウキュウマツと菌根菌群集の関係解明(15H04516)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】寺嶋 芳江 静岡大学, イノベーション社会連携推進機構, 特任教授 (20521909)
【キーワード】菌根菌 / 外生菌根菌 / 菌根菌集団 / リュウキュウマツ / 南西諸島 (他23件)
【概要】高島と比べて、低島では、「動物散布種の菌」や「非風散布種の菌」は全く検出されず、「風散布種の菌」のみが存在していた。これは、過去に低島が海面下に沈み、菌根菌が一掃されたためと考えられる。全ての高島から「動物散布種の菌」や「非風散布の菌」が検出されたことから、過去に、高島間や大陸との間に陸橋が形成されていたと考えられる。そのような菌種が現在も生き残っていることは、移入後に水没がなかったことを示唆して...
❏熱帯の産米林農村に在来する生物の機能を活用した農業生産と資源利用との調和(23255008)
【研究テーマ】作物学・雑草学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】宮川 修一 岐阜大学, 応用生物科学部, 教授 (60115425)
【キーワード】環境調和型農林水産 / 環境分析 / 植物 / 生態学 / 林学 (他6件)
【概要】水田内に有用な樹木が生育する産米林では,田面の樹木数の減少の一方で畦畔への植林が進み,樹木資源の維持に重要な役割を持っていることが明らかとなった.樹種によってはイネに損害を与えることもあり適切な管理が必要である.産米林農村ではシロアリとその塚が農業と生活に貢献している.シロアリの活動と塚に生育する樹木により土壌が肥沃となる.野菜栽培に塚を一挙採掘する農村も多いがこの方法では10年内外に塚が消滅する...
❏樹木の更新プロセスによる林分内遺伝構造の時系列的変化に関する研究(21380090)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】井出 雄二 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (90213024)
【キーワード】森林生態 / 保護 / 保全 / 遺伝構造 / 散布様式 (他18件)
【概要】樹木の更新プロセスのうち、(1)種子の二次散布、(2)異なるコホート、(3)個体間競争、がそれぞれ林分内遺伝構造に与える影響について、(1)ミズナラ、ヤチダモ、(2)ヒメシャラ、(3)ウダイカンバを用いて検証を行った。(1)では種子の二次散布を検出し、二次散布により散布距離が長くなっていることを示した。さらに(1)では二次散布により、(2)ではコホートの重なりによって遺伝構造が弱められる可能性が示...
【農学】森林圏科学:森林生態学を含む研究件
❏「形質アプローチ」でせまる森林の植物―土壌フィードバック(17H03736)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2017-04-01 - 2021-03-31
【研究代表者】黒川 紘子 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (70515733)
【キーワード】機能形質 / 群集形成機構 / 地上部―地下部相互作用 / 地上部ー地下部相互作用 / 生態学 (他7件)
【概要】本研究では、森林樹木群集の形成や多種共存機構における植物-土壌フィードバックの役割を、形質アプローチにより検証することを目的とした。全樹木群集構成種の動態データや成木、稚樹の機能形質データなどが蓄積されている小川群落保護林(茨城)の1.2ha調査区で、新たに当年生実生や1年生以上の実生の形質データを整備した。さらに、調査区内の10m×10m格子点で土壌の生物・非生物特性を測定し、土壌特性の空間的な...
❏樹木との共進化を考慮した植食性昆虫群集の多様性形成機構の解明(23710281)
【研究テーマ】資源保全学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2013
【研究代表者】平尾 聡秀 東京大学, 農学生命科学研究科, 講師 (90598210)
【キーワード】拡散共進化 / 系統的保守性 / 共種分化 / 生態系保全 / 生物多様性 (他11件)
【概要】本研究では、樹木との共進化プロセスを考慮して、冷温帯林における植食性昆虫の多様性の維持・形成機構を明らかにするために、樹木と植食性昆虫間の相互作用を分析した。その結果、樹木種間の系統的距離が大きくなるほど、植食性昆虫のβ多様性が増加する傾向がみられ、樹木の系統的制約が植食性昆虫の多様性に寄与していることが明らかになった。本研究から、優占する樹木種だけでなく、系統的に孤立した樹木種が失われる場合でも...
【農学】森林圏科学:森林生態生態学を含む研究件
❏南西諸島地史に基づく固有種リュウキュウマツと菌根菌群集の関係解明(15H04516)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】寺嶋 芳江 静岡大学, イノベーション社会連携推進機構, 特任教授 (20521909)
【キーワード】菌根菌 / 外生菌根菌 / 菌根菌集団 / リュウキュウマツ / 南西諸島 (他23件)
【概要】高島と比べて、低島では、「動物散布種の菌」や「非風散布種の菌」は全く検出されず、「風散布種の菌」のみが存在していた。これは、過去に低島が海面下に沈み、菌根菌が一掃されたためと考えられる。全ての高島から「動物散布種の菌」や「非風散布の菌」が検出されたことから、過去に、高島間や大陸との間に陸橋が形成されていたと考えられる。そのような菌種が現在も生き残っていることは、移入後に水没がなかったことを示唆して...
❏樹木の更新プロセスによる林分内遺伝構造の時系列的変化に関する研究(21380090)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】井出 雄二 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (90213024)
【キーワード】森林生態 / 保護 / 保全 / 遺伝構造 / 散布様式 (他18件)
【概要】樹木の更新プロセスのうち、(1)種子の二次散布、(2)異なるコホート、(3)個体間競争、がそれぞれ林分内遺伝構造に与える影響について、(1)ミズナラ、ヤチダモ、(2)ヒメシャラ、(3)ウダイカンバを用いて検証を行った。(1)では種子の二次散布を検出し、二次散布により散布距離が長くなっていることを示した。さらに(1)では二次散布により、(2)ではコホートの重なりによって遺伝構造が弱められる可能性が示...
【農学】森林圏科学:共生生態学を含む研究件
❏サツマイモ窒素固定共生系の分子生態学的解明(15H04620)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】池田 成志 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター 大規模畑作研究領域, 上級研究員 (20396609)
【キーワード】窒素固定 / サツマイモ / 共生細菌 / 多様性 / 16S rRNA遺伝子 (他19件)
【概要】サツマイモの茎、塊根の表面と内部の共生細菌群集について非培養法による多様性解析を行った結果、各組織に共通して他の作物種よりもアルファプロテオバクテリアの優占化が観察された。また、多様性指数は塊根表面、茎、塊根内部、の順番で小さくなることが明らかにされた。上記と対応する組織から共生細菌の網羅的な分離培養を実施した。約2000株の分離菌について16S rRNA遺伝子に基づくクラスタリング解析を行った結...
❏Bacteroidales目細菌の窒素固定と水素利用の新機能の解明(26292047)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大熊 盛也 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソースセンター, 室長 (10270597)
【キーワード】微生物機能 / 窒素固定 / 水素代謝 / 共生 / シングルセルゲノム (他18件)
【概要】Bacteroidales目細菌において、窒素固定あるいは古細菌の水素代謝に関連する遺伝子をゲノム上に有する細菌種を見出し、培養株で活性を検出した。シロアリ腸内の窒素固定と水素利用還元的酢酸生成に働く細菌として、セルロース分解性原生生物の細胞内共生スピロヘータを同定した。この細胞内共生細菌と原生生物の細胞表層に共生するBacteroidales目細菌2種について、シングルセルゲノム解析で機能と共生...
【農学】森林圏科学:植物生態学を含む研究件
❏Long-term eco-evolutionary impacts of the mycorrhiza on plant population dynamics(16K07503)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】シェファーソン リチャード 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10747108)
【キーワード】生活史 / 植物 / 個体群生態学 / 進化学 / 植物生態学 (他13件)
【概要】共生がもたらす適応度への効果は正に働くと考えられているが、実際には、共生相手の種や条件に応じて、正の影響も負の影響もある。共生に焦点を当てた進化論的研究では、「最も重要な影響はすみやかにより高い繁殖へと変換され、短期間で観察可能な適応性の増減をもたらす」と仮定されている。しかし、環境条件、共生者および相互作用する種の遺伝的特徴によっては、共生は短期間で非常に変化しやすい影響をもたらす可能性がある。...
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
❏穀物の旱魃応答指数の生理・遺伝・生態学的解明(23380011)
【研究テーマ】作物生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鴨下 顕彦 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 准教授 (10323487)
【キーワード】ストレス / 生態学 / 遺伝学 / 植物 / 環境 (他12件)
【概要】イネの多様な品種群、遺伝集団、準同質遺伝子系統を用いて、旱魃応答指数(DRI)を定量し、その生態生理・遺伝学的機構を解明した。品種試験では、DRIは旱魃下の収穫指数、稔実性や乾物生産と正の相関が強く、不稔穂の割合、出穂遅延、草丈減少と負の相関が強かった。遺伝集団試験では、第2染色体のRM6911-RM6379の領域、第4染色体RM5953近傍、第8染色体に2か所、DRIの量的遺伝子座が推定されたが...
【農学】水圏応用科学:生活史生態学を含む研究件
❏哺乳類の島嶼小型化の生態学的メカニズムとプロセスの解明:古生物学と生態学の融合(19K04060)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】林 昭次 岡山理科大学, 生物地球学部, 講師 (60708139)
【キーワード】シカ類 / 骨組織学 / 生活史 / 島嶼化 / 小型化 (他10件)
【概要】島嶼環境に生息する動物の体サイズの変化がどのような成長過程の変化で起こり、どのような環境・生態要因と関連するかは明らかでない。本研究では日本の様々な現生・絶滅シカ類を材料とし、成長様式や人口学的特性を骨標本から解明するとともに、これらがどのような島嶼の生息地環境や隔離年代と関連しているかを解析することで、島嶼棲陸上哺乳類の小型化メカニズム・プロセルの解明を目指した。その結果、島面積が小さく、大陸や...
❏Long-term eco-evolutionary impacts of the mycorrhiza on plant population dynamics(16K07503)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】シェファーソン リチャード 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10747108)
【キーワード】生活史 / 植物 / 個体群生態学 / 進化学 / 植物生態学 (他13件)
【概要】共生がもたらす適応度への効果は正に働くと考えられているが、実際には、共生相手の種や条件に応じて、正の影響も負の影響もある。共生に焦点を当てた進化論的研究では、「最も重要な影響はすみやかにより高い繁殖へと変換され、短期間で観察可能な適応性の増減をもたらす」と仮定されている。しかし、環境条件、共生者および相互作用する種の遺伝的特徴によっては、共生は短期間で非常に変化しやすい影響をもたらす可能性がある。...
❏生活史戦略理論による社会生物学と群集生態学の統合:外来アリからクローナル植物まで(21247006)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 群集 / 生活史 / 進化 / 撹乱 (他9件)
【概要】本研究は、一旦定着したら移動性に乏しい超個体という共通の特徴を持ち、かつ生物多様性と生態系サービスの維持のための鍵となりうる生物分類群、アリ、シロアリ、サンゴ、クローナル植物が、環境撹乱にどう適応しているのかという視点を切口に、群集生態学と社会生物学を生活史戦略理論の観点から統合再構築することを目的とした。超個体の分割比と分散距離のトレードオフに関するコロニーベースモデルの一般版を平衡点安定性解析...
【農学】水圏応用科学:生態生態学を含む研究件
❏三陸をモデルとしたサケ資源の利用高度化による新たな需給システムの構築(16KT0027)
【研究テーマ】食料循環研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】青山 潤 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (30343099)
【キーワード】三陸 / サケ / 生態 / 民俗学 / 地域特性 (他14件)
【概要】三陸産サケの生態学的・民俗学的地域特性を明らかにし、これに基づくサケ生物資源像の再構築を通じて、生産コストの高いサケ資源にふさわしい消費を促すことを目的とした。まず、生態学研究においては、三陸におけるサケの自然産卵の実態を初めて明らかにした。また、これに由来する稚魚(野生魚)とふ化放流事業による放流魚において初期生態に差異のあることを示唆した。一方、民俗学研究では、三陸のサケの経済的な重要性はもち...
❏Bacteroidales目細菌の窒素固定と水素利用の新機能の解明(26292047)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大熊 盛也 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソースセンター, 室長 (10270597)
【キーワード】微生物機能 / 窒素固定 / 水素代謝 / 共生 / シングルセルゲノム (他18件)
【概要】Bacteroidales目細菌において、窒素固定あるいは古細菌の水素代謝に関連する遺伝子をゲノム上に有する細菌種を見出し、培養株で活性を検出した。シロアリ腸内の窒素固定と水素利用還元的酢酸生成に働く細菌として、セルロース分解性原生生物の細胞内共生スピロヘータを同定した。この細胞内共生細菌と原生生物の細胞表層に共生するBacteroidales目細菌2種について、シングルセルゲノム解析で機能と共生...
❏食性の進化(19770210)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】松尾 隆嗣 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 助教 (70301223)
【キーワード】機能進化 / 進化 / 行動 / 生態 / 遺伝 (他10件)
【概要】セイシェルショウジョウバエの食性決定にかかわる遺伝子として、匂い物質結合蛋白質をコードする二つの遺伝子Obp57d及びObp57eを同定した。これらの遺伝子をノックアウトしたキイロショウジョウバエは産卵場所選択における嗜好性が変化していた。Obp57dとObp57eはキイロショウジョウバエ種群において遺伝子重複により生じ、機能分化していることが示唆された。 ...
【農学】水圏応用科学:海洋生態生態学を含む研究件
❏高解像度観測に基づく混合域動物プランクトン群集遷移過程の解明(16H04959)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】高橋 一生 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (00301581)
【キーワード】プランクトン / 浮魚餌環境 / 海洋環境変動 / ゼラチナス動物プランクトン / カイアシ類 (他21件)
【概要】海況に応答して複雑な出現消長を示す親潮黒潮移行域(混合域)の動物プランクトンの群集遷移を理解することを目的として、従来ネット採集とは異なる手法を導入し、その分布について高解像度観測を実施した。ビデオプランクトンレコーダーによる観測では、親潮域大型カイアシ類群集が珪藻ブルームの遷移に従ってその分布深度を敏感に変化させること、またこの群集遷移に伴って沈降粒子量と組成が大きく変化することが明らかとなった...
❏沿岸生態系におけるアマモ場からの懸濁態有機物移出過程の定量的評価に関する研究(24510008)
【研究テーマ】環境動態解析
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2012-04-01 - 2016-03-31
【研究代表者】福田 秀樹 東京大学, 大気海洋研究所, 准教授 (30451892)
【キーワード】生物地球化学 / 沿岸生態学 / アマモ場 / 東日本大震災 / 海洋生態 (他8件)
【概要】沿岸域におけるアマモ場は流入する懸濁態有機物を捕捉することで、陸域からの流入負荷を緩衝する機能を持つとされている。東日本大震災に伴う津波により被害を受けた岩手県大槌湾の回復状態の異なるアマモ場における懸濁態有機物および沈降粒子の特性を比較することで、アマモ場が持つ緩衝機能が周辺の生産性の乏しい生態系に対する役割を検討した。アマモ繁茂状況により底質の再懸濁のしやすさと懸濁態有機物の蓄積状況に差異が見...
❏産卵場解析による魚種交替生物過程の解明と海洋生態系間比較(22688017)
【研究テーマ】水産学一般
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2010-04-01 - 2014-03-31
【研究代表者】高須賀 明典 独立行政法人水産総合研究センター, 中央水産研究所, 主任研究員 (00392902)
【キーワード】海洋生態 / 海洋資源 / 水産学 / 生態学 / 国際研究者交流 (他10件)
【概要】本研究課題では、気候変動に伴ってカタクチイワシとマイワシの間で優占魚種が入れ替わる魚種交替現象の生物学的メカニズムの解明を進めるため、産卵場解析を中心に生物特性を明らかにした。(1) 大時空間スケールでの産卵場環境の歴史的変遷を記述した。(2) 小規模スケールでの産卵場形成機構を明らかにした。(3) 黒潮海流域、カリフォルニア海流域、フンボルト海流域間で物理・生物要因に対する産卵応答特性を比較した...
【農学】水圏応用科学:生物多様性生態学を含む研究件
❏南西諸島地史に基づく固有種リュウキュウマツと菌根菌群集の関係解明(15H04516)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】寺嶋 芳江 静岡大学, イノベーション社会連携推進機構, 特任教授 (20521909)
【キーワード】菌根菌 / 外生菌根菌 / 菌根菌集団 / リュウキュウマツ / 南西諸島 (他23件)
【概要】高島と比べて、低島では、「動物散布種の菌」や「非風散布種の菌」は全く検出されず、「風散布種の菌」のみが存在していた。これは、過去に低島が海面下に沈み、菌根菌が一掃されたためと考えられる。全ての高島から「動物散布種の菌」や「非風散布の菌」が検出されたことから、過去に、高島間や大陸との間に陸橋が形成されていたと考えられる。そのような菌種が現在も生き残っていることは、移入後に水没がなかったことを示唆して...
❏Bacteroidales目細菌の窒素固定と水素利用の新機能の解明(26292047)
【研究テーマ】応用微生物学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】大熊 盛也 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソースセンター, 室長 (10270597)
【キーワード】微生物機能 / 窒素固定 / 水素代謝 / 共生 / シングルセルゲノム (他18件)
【概要】Bacteroidales目細菌において、窒素固定あるいは古細菌の水素代謝に関連する遺伝子をゲノム上に有する細菌種を見出し、培養株で活性を検出した。シロアリ腸内の窒素固定と水素利用還元的酢酸生成に働く細菌として、セルロース分解性原生生物の細胞内共生スピロヘータを同定した。この細胞内共生細菌と原生生物の細胞表層に共生するBacteroidales目細菌2種について、シングルセルゲノム解析で機能と共生...
❏極限環境下の生物多様性-モデルサイトとしての南極湖沼(23247012)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】伊村 智 国立極地研究所, 研究教育系, 教授 (90221788)
【キーワード】環境変動 / 極限環境 / 生態学 / 生物多様性 / 分類学 (他7件)
【概要】南極湖底のコケ坊主については、原核・真核生物を網羅するメタゲノム解析等により多様性解析がほぼ完了した。微生物の多様性とそれらによる物質循環構造が再構築されたことで、モデル生態系としての意義が確立した。コケ植物、珪藻類、菌類に関しては、南極の広範囲に渡る多様性解析が進み、地域間比較や種間関係に関する研究へと発展した。クマムシについては昭和基地周辺の多様性の概要が明らかになったほか、飼育系を確立し繁殖...
【農学】水圏応用科学:遺伝的多様性生態学を含む研究件
❏樹木の更新プロセスによる林分内遺伝構造の時系列的変化に関する研究(21380090)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】井出 雄二 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (90213024)
【キーワード】森林生態 / 保護 / 保全 / 遺伝構造 / 散布様式 (他18件)
【概要】樹木の更新プロセスのうち、(1)種子の二次散布、(2)異なるコホート、(3)個体間競争、がそれぞれ林分内遺伝構造に与える影響について、(1)ミズナラ、ヤチダモ、(2)ヒメシャラ、(3)ウダイカンバを用いて検証を行った。(1)では種子の二次散布を検出し、二次散布により散布距離が長くなっていることを示した。さらに(1)では二次散布により、(2)ではコホートの重なりによって遺伝構造が弱められる可能性が示...
❏グッピーの色覚に影響する視物質遺伝子の多様性:雌の配偶者選好の変異と関連づけて(18370009)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】河田 雅圭 東北大学, 大学院・生命科学研究科, 教授 (90204734)
【キーワード】色覚遺伝子 / 遺伝的多様性 / 多型維持 / 性選択 / グッピー (他10件)
【概要】本研究では、グッピー(Poecilia reticulata)の赤型オプシン遺伝子の維持気候の解明に向けて研究を行った。この研究によってグッピーの視物質遺伝子をすべて同定し、LWS-B, C. D以外の吸収波長を特定した。さらに、沖縄に生息する移入個体を用いて、光感受性を調べる行動実験を行い、LWS-BとLWS-Cから同定できる遺伝子型の違いが緑波長領域の感受性の違いに影響を与えていることが示され...
【農学】水圏応用科学:個体群動態生態学を含む研究件
❏個体群動態に与える個体履歴の影響(19H03298)
【研究テーマ】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2019-04-01 - 2022-03-31
【研究代表者】シェファーソン リチャード 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10747108)
【キーワード】個体群動態 / 生態学 / 個体群 / 進化学 / 進化 (他8件)
【概要】我々は、個体の歴史が個体群動態に強く影響し、現在使われているモデルではこの影響が失われていると仮定した。その結果、個体史は実際にそのような強い影響力を持つことがわかり、現在使われている個体群動態予測・サイズ予測手法の有用性に疑問を投げかける結果となった。私たちは、個体群動態を考慮した場合と考慮しない場合の両方について、個体群動態を予測できるソフトウェアを開発し、研究者や学生が自身の研究のためにこれ...
❏Long-term eco-evolutionary impacts of the mycorrhiza on plant population dynamics(16K07503)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】シェファーソン リチャード 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10747108)
【キーワード】生活史 / 植物 / 個体群生態学 / 進化学 / 植物生態学 (他13件)
【概要】共生がもたらす適応度への効果は正に働くと考えられているが、実際には、共生相手の種や条件に応じて、正の影響も負の影響もある。共生に焦点を当てた進化論的研究では、「最も重要な影響はすみやかにより高い繁殖へと変換され、短期間で観察可能な適応性の増減をもたらす」と仮定されている。しかし、環境条件、共生者および相互作用する種の遺伝的特徴によっては、共生は短期間で非常に変化しやすい影響をもたらす可能性がある。...
【農学】水圏応用科学:微生物生態学を含む研究件
❏Long-term eco-evolutionary impacts of the mycorrhiza on plant population dynamics(16K07503)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2016-04-01 - 2019-03-31
【研究代表者】シェファーソン リチャード 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (10747108)
【キーワード】生活史 / 植物 / 個体群生態学 / 進化学 / 植物生態学 (他13件)
【概要】共生がもたらす適応度への効果は正に働くと考えられているが、実際には、共生相手の種や条件に応じて、正の影響も負の影響もある。共生に焦点を当てた進化論的研究では、「最も重要な影響はすみやかにより高い繁殖へと変換され、短期間で観察可能な適応性の増減をもたらす」と仮定されている。しかし、環境条件、共生者および相互作用する種の遺伝的特徴によっては、共生は短期間で非常に変化しやすい影響をもたらす可能性がある。...
❏南西諸島地史に基づく固有種リュウキュウマツと菌根菌群集の関係解明(15H04516)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】寺嶋 芳江 静岡大学, イノベーション社会連携推進機構, 特任教授 (20521909)
【キーワード】菌根菌 / 外生菌根菌 / 菌根菌集団 / リュウキュウマツ / 南西諸島 (他23件)
【概要】高島と比べて、低島では、「動物散布種の菌」や「非風散布種の菌」は全く検出されず、「風散布種の菌」のみが存在していた。これは、過去に低島が海面下に沈み、菌根菌が一掃されたためと考えられる。全ての高島から「動物散布種の菌」や「非風散布の菌」が検出されたことから、過去に、高島間や大陸との間に陸橋が形成されていたと考えられる。そのような菌種が現在も生き残っていることは、移入後に水没がなかったことを示唆して...
❏サツマイモ窒素固定共生系の分子生態学的解明(15H04620)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】池田 成志 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター 大規模畑作研究領域, 上級研究員 (20396609)
【キーワード】窒素固定 / サツマイモ / 共生細菌 / 多様性 / 16S rRNA遺伝子 (他19件)
【概要】サツマイモの茎、塊根の表面と内部の共生細菌群集について非培養法による多様性解析を行った結果、各組織に共通して他の作物種よりもアルファプロテオバクテリアの優占化が観察された。また、多様性指数は塊根表面、茎、塊根内部、の順番で小さくなることが明らかにされた。上記と対応する組織から共生細菌の網羅的な分離培養を実施した。約2000株の分離菌について16S rRNA遺伝子に基づくクラスタリング解析を行った結...
【農学】水圏応用科学:水産学生態学を含む研究件
❏水産ベントスの資源量変動に対する浮遊幼生期の減耗過程の影響解明(16K18736)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】入江 貴博 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (30549332)
【キーワード】ベリジャー幼生 / ベントス / 温度 / 動的エネルギー収支 / 中立遺伝情報 (他10件)
【概要】海産ベントスの個体群への加入量を予測するための手法を確立することを目指して、実証研究と理論研究を平行して進めた。浮遊幼生の飼育実験を行い、異なる温度条件で作られた幼生殻の標本を得た。黒潮流域の複数の産地に赴き、野外で浮遊期を経験した個体の幼生殻とDNAを収集した。次世代シーケンシング技術を利用して得た対象種の全ゲノム情報を解析する過程で、副産物として同種のミトコンドリアDNAの全情報が得られたため...
❏高解像度観測に基づく混合域動物プランクトン群集遷移過程の解明(16H04959)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】高橋 一生 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (00301581)
【キーワード】プランクトン / 浮魚餌環境 / 海洋環境変動 / ゼラチナス動物プランクトン / カイアシ類 (他21件)
【概要】海況に応答して複雑な出現消長を示す親潮黒潮移行域(混合域)の動物プランクトンの群集遷移を理解することを目的として、従来ネット採集とは異なる手法を導入し、その分布について高解像度観測を実施した。ビデオプランクトンレコーダーによる観測では、親潮域大型カイアシ類群集が珪藻ブルームの遷移に従ってその分布深度を敏感に変化させること、またこの群集遷移に伴って沈降粒子量と組成が大きく変化することが明らかとなった...
❏三陸をモデルとしたサケ資源の利用高度化による新たな需給システムの構築(16KT0027)
【研究テーマ】食料循環研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】青山 潤 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (30343099)
【キーワード】三陸 / サケ / 生態 / 民俗学 / 地域特性 (他14件)
【概要】三陸産サケの生態学的・民俗学的地域特性を明らかにし、これに基づくサケ生物資源像の再構築を通じて、生産コストの高いサケ資源にふさわしい消費を促すことを目的とした。まず、生態学研究においては、三陸におけるサケの自然産卵の実態を初めて明らかにした。また、これに由来する稚魚(野生魚)とふ化放流事業による放流魚において初期生態に差異のあることを示唆した。一方、民俗学研究では、三陸のサケの経済的な重要性はもち...
【農学】水圏応用科学:サケ生態学を含む研究件
❏血縁関係に基づく三陸産サケ個体群の繁殖集団の実態の解明(17K07904)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】峰岸 有紀 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (80793588)
【キーワード】サケ / 自然産卵 / 小鎚川 / 遡上 / 産卵床 (他10件)
【概要】三陸地方の小河川に回帰するサケ野生個体群の繁殖の実態を解明し、地域個体群の生態の理解に資することを目的として、岩手県・小鎚川において、サケ回帰親魚の全数調査を行った。その結果、親魚の遡上時期、数、遡上区間、産卵床の数および分布など、河川全体のサケ野生個体群の自然産卵の実態を明らかにした。本河川では、孵化放流を実施している近隣河川と比較して、決して小さくない個体群サイズを自然産卵のみで維持しているこ...
❏三陸をモデルとしたサケ資源の利用高度化による新たな需給システムの構築(16KT0027)
【研究テーマ】食料循環研究
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2016-07-19 - 2019-03-31
【研究代表者】青山 潤 東京大学, 大気海洋研究所, 教授 (30343099)
【キーワード】三陸 / サケ / 生態 / 民俗学 / 地域特性 (他14件)
【概要】三陸産サケの生態学的・民俗学的地域特性を明らかにし、これに基づくサケ生物資源像の再構築を通じて、生産コストの高いサケ資源にふさわしい消費を促すことを目的とした。まず、生態学研究においては、三陸におけるサケの自然産卵の実態を初めて明らかにした。また、これに由来する稚魚(野生魚)とふ化放流事業による放流魚において初期生態に差異のあることを示唆した。一方、民俗学研究では、三陸のサケの経済的な重要性はもち...
【医歯薬学】内科系臨床医学:行動生態学を含む研究件
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
❏食性の進化(19770210)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】松尾 隆嗣 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 助教 (70301223)
【キーワード】機能進化 / 進化 / 行動 / 生態 / 遺伝 (他10件)
【概要】セイシェルショウジョウバエの食性決定にかかわる遺伝子として、匂い物質結合蛋白質をコードする二つの遺伝子Obp57d及びObp57eを同定した。これらの遺伝子をノックアウトしたキイロショウジョウバエは産卵場所選択における嗜好性が変化していた。Obp57dとObp57eはキイロショウジョウバエ種群において遺伝子重複により生じ、機能分化していることが示唆された。 ...
【医歯薬学】社会医学:行動学生態学を含む研究件
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
❏小型魚類の社会脳の脳機能地図の作製(26290003)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】竹内 秀明 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (00376534)
【キーワード】硬骨魚類 / 神経ペプチド / 社会行動 / ゲノム編集 / 配偶者選択 (他22件)
【概要】メダカの三者関係(オス、オス、メス)において、「オスがライバルオスよりもメスから近い位置を維持するように、ライバルオスとメスとの間に割り込む」という形で配偶者防衛を示すことを発見した。メダカ変異体を用いた行動実験の結果、バソトシンシステムが配偶者防衛においてライバルオスに勝つために必要であることを示した(PLoS Genetics 2015). さらに配偶者防衛行動は、ライバルオスの性行動を妨害す...
❏食性の進化(19770210)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】松尾 隆嗣 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 助教 (70301223)
【キーワード】機能進化 / 進化 / 行動 / 生態 / 遺伝 (他10件)
【概要】セイシェルショウジョウバエの食性決定にかかわる遺伝子として、匂い物質結合蛋白質をコードする二つの遺伝子Obp57d及びObp57eを同定した。これらの遺伝子をノックアウトしたキイロショウジョウバエは産卵場所選択における嗜好性が変化していた。Obp57dとObp57eはキイロショウジョウバエ種群において遺伝子重複により生じ、機能分化していることが示唆された。 ...
【医歯薬学】歯学:解剖学生態学を含む研究件
❏東南アジアにおけるマメジカ類の生理生態学的調査と増殖保存に関する研究(18405036)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】福田 勝洋 岡山理科大学, 理学部, 教授 (10012022)
【キーワード】野生動物 / 反芻動物 / 系統進化 / 種の保全 / 形態学 (他11件)
【概要】マメジカは反芻動物の中で進化の早い時期に分かれ、その後大きな変化を経ず現代まで生きのびたため、反芻動物の原始的な特性を残すとされている。反芻動物であるにもかかわらず、非反芻動物さらには非偶蹄動物の特徴をも示す。他の偶蹄類との比較検討を加えマメジカの生理生態学的な特性を明らかにした。 1.偶蹄類の脳への血液供給は怪網と呼ばれる特殊な動脈系を介して行われる。マメジカでは内頚動脈が発達し怪網を欠損するこ...
❏コハクカノコ科腹足類における地下環境からの放散とその機構の解明(18770066)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】狩野 泰則 宮崎大学, 農学部, 助教 (20381056)
【キーワード】進化 / 生態学 / 分類学 / 解剖学 / 進化生態学 (他10件)
【概要】コハクカノコ科の貝類が、1)海底の洞窟から、2)様々な地下水環境を経て、2)地上の淡水河川へ進出したユニークな分類群であるという仮説のもと、同科貝類の自然史解明と系統解析を行った。その結果、暗所から明所という放散過程が確認された一方、地下水を経た地表進出という単純なモデルは否定された。この放散過程には、幼生期の極めて高い分散能力が大きな役割を果たしている可能性が高い。なお研究成果は3つの国際学術誌...
【医歯薬学】薬学:動物生態学を含む研究件
❏血縁関係に基づく三陸産サケ個体群の繁殖集団の実態の解明(17K07904)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】峰岸 有紀 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (80793588)
【キーワード】サケ / 自然産卵 / 小鎚川 / 遡上 / 産卵床 (他10件)
【概要】三陸地方の小河川に回帰するサケ野生個体群の繁殖の実態を解明し、地域個体群の生態の理解に資することを目的として、岩手県・小鎚川において、サケ回帰親魚の全数調査を行った。その結果、親魚の遡上時期、数、遡上区間、産卵床の数および分布など、河川全体のサケ野生個体群の自然産卵の実態を明らかにした。本河川では、孵化放流を実施している近隣河川と比較して、決して小さくない個体群サイズを自然産卵のみで維持しているこ...
❏住家性ジャコウネズミのインド洋沿岸域における超域的な人為移動のプロセスの解明(25304009)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大舘 智志 北海道大学, 低温科学研究所, 助教 (60292041)
【キーワード】インド洋 / ジャコウネズミ / Suncus murinus / 人為移動 / 系統地理学 (他26件)
【概要】本研究は人間の活動に伴って移動をおこなう住家性のジャコウネズミ(真無盲腸目トガリネズミ科)の移動経路を調べることにより、人の歴史と動物の関係を知らべることを目的としている。そのために分子系統学、細胞遺伝学、形態学、生態学的な調査を行った。 分子系統学と細胞遺伝学的な調査とニッチェ解析により、ジャコウネズミは東アジア南部や東南アジア島嶼部、西アジア、インド洋西部沿岸部では、人間活動により複雑な過程に...
❏東南アジアにおけるマメジカ類の生理生態学的調査と増殖保存に関する研究(18405036)
【研究テーマ】基礎獣医学・基礎畜産学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【研究代表者】福田 勝洋 岡山理科大学, 理学部, 教授 (10012022)
【キーワード】野生動物 / 反芻動物 / 系統進化 / 種の保全 / 形態学 (他11件)
【概要】マメジカは反芻動物の中で進化の早い時期に分かれ、その後大きな変化を経ず現代まで生きのびたため、反芻動物の原始的な特性を残すとされている。反芻動物であるにもかかわらず、非反芻動物さらには非偶蹄動物の特徴をも示す。他の偶蹄類との比較検討を加えマメジカの生理生態学的な特性を明らかにした。 1.偶蹄類の脳への血液供給は怪網と呼ばれる特殊な動脈系を介して行われる。マメジカでは内頚動脈が発達し怪網を欠損するこ...
【医歯薬学】薬学:神経科学生態学を含む研究件
❏小型魚類の社会脳の脳機能地図の作製(26290003)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】竹内 秀明 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (00376534)
【キーワード】硬骨魚類 / 神経ペプチド / 社会行動 / ゲノム編集 / 配偶者選択 (他22件)
【概要】メダカの三者関係(オス、オス、メス)において、「オスがライバルオスよりもメスから近い位置を維持するように、ライバルオスとメスとの間に割り込む」という形で配偶者防衛を示すことを発見した。メダカ変異体を用いた行動実験の結果、バソトシンシステムが配偶者防衛においてライバルオスに勝つために必要であることを示した(PLoS Genetics 2015). さらに配偶者防衛行動は、ライバルオスの性行動を妨害す...
❏食性の進化(19770210)
【研究テーマ】進化生物学
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2007 - 2008
【研究代表者】松尾 隆嗣 首都大学東京, 大学院・理工学研究科, 助教 (70301223)
【キーワード】機能進化 / 進化 / 行動 / 生態 / 遺伝 (他10件)
【概要】セイシェルショウジョウバエの食性決定にかかわる遺伝子として、匂い物質結合蛋白質をコードする二つの遺伝子Obp57d及びObp57eを同定した。これらの遺伝子をノックアウトしたキイロショウジョウバエは産卵場所選択における嗜好性が変化していた。Obp57dとObp57eはキイロショウジョウバエ種群において遺伝子重複により生じ、機能分化していることが示唆された。 ...
【医歯薬学】看護学:遺伝子生態学を含む研究件
❏小型魚類の社会脳の脳機能地図の作製(26290003)
【研究テーマ】神経生理学・神経科学一般
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】竹内 秀明 岡山大学, 自然科学研究科, 准教授 (00376534)
【キーワード】硬骨魚類 / 神経ペプチド / 社会行動 / ゲノム編集 / 配偶者選択 (他22件)
【概要】メダカの三者関係(オス、オス、メス)において、「オスがライバルオスよりもメスから近い位置を維持するように、ライバルオスとメスとの間に割り込む」という形で配偶者防衛を示すことを発見した。メダカ変異体を用いた行動実験の結果、バソトシンシステムが配偶者防衛においてライバルオスに勝つために必要であることを示した(PLoS Genetics 2015). さらに配偶者防衛行動は、ライバルオスの性行動を妨害す...
❏分子生物学的手法、雄の不妊化、天敵利用による外来侵入アリ3種の防除法開発(21248005)
【研究テーマ】応用昆虫学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2009 - 2011
【研究代表者】東 正剛 北海道大学, 大学院・地球環境科学研究院, 教授 (90133777)
【キーワード】害虫管理 / 生物的防除 / 外来侵入アリ / 生態学 / 昆虫 (他8件)
【概要】継続調査により、アルゼンチンアリの分布域が本州太平洋海岸沿いに拡大していることを確認した。そのうち、横浜で発見した小さな個体群を対象に、アリ道フェロモン成分Z-(9)-Hexadecenalと市販の殺蟻剤を併用して根絶を試み、成功した。ヒアリの侵入を防ぐため、検疫官でも容易に使える種同定法を開発するとともに、オオタバコガコマユバチが侵入アリの検出に有効であることを確認した。また、ヒアリの核型分析に...
❏マオウ属植物の多様性の解析と種分類に関する調査研究(20255005)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【研究代表者】御影 雅幸 金沢大学, 薬学系, 教授 (50115193)
【キーワード】Ephedra / 麻黄 / 多様性 / 分類学 / 塩基配列 (他17件)
【概要】アジア,ヨーロッパ,アフリカなど計12カ国において海外学術調査を行ない,本研究で主目的としたEphedra distachya, E. sinicaなどを始めとする28分類群を入手した。これらの資料をもとに内部形態,含有アルカロイドなどに関する多様性を調査した結果,生育地の水分環境に大きな影響を受けている一方,栽培研究により,ある程度は遺伝的要因に依存していることも明らかになった。分類学的には学際...
【医歯薬学】看護学:数理モデル生態学を含む研究件
❏種内多様性の具体性に着目した生態-適応フィードバック研究の新展開(26291088)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉田 丈人 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40447321)
【キーワード】進化 / 表現型可塑性 / トレードオフ / 藻類 / 適応 (他9件)
【概要】進化や表現型可塑性による適応現象と個体数変化といった生態現象が密接に関連する「生態-適応フィードバック」の存在が明らかになりつつある。その理解を「種内多様性の具体性」の新しい視点から深化させる研究に取り組んだ。その結果、遺伝的構成のわずかな違いによって、異なる進化と生態のダイナミクスが引き起こされることがわかった。本研究により、遺伝的多様性の質的な違いが生態系に大きな影響を与えることがあると示され...
❏生態系の複雑さに関する数理的研究の展望(14604006)
【研究テーマ】数学一般(含確率論・統計数学)
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2002
【研究代表者】瀬野 裕美 広島大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (50221338)
【キーワード】生態系 / 数理モデル / 数理的研究 / 多様性 / 生態学 (他6件)
【概要】本研究は,生態学における生態系の安定性や動態,多様性についての数理的研究の現状と将来の発展性について,生態学に関する数理モデルの数学的研究に関わってきた研究者を中心とした研究者組織によって総合的な議論を行う学際的な交流の場を実現し,生態系に関する数理的研究の現状の諸側面に関する議論を行い,将来の発展を促す契機を提供することを目指した。 昨今の応用数理における多様な自然科学分野の融合,複合化の実現,...
【医歯薬学】看護学:生活習慣生態学を含む研究件
❏地域の健康格差・健康関連行動に影響を及ぼす物理的・社会的環境に関する調査研究(25242063)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 (他14件)
【概要】全国地域の物理的・社会的環境ならびに健康・健康行動の格差を幅広い年齢層を対象に明らかにするのが本研究の目的である。地理情報システム(GIS)によるデータベースを構築し、全国市区町村単位の地域環境評価指標、住民による地域環境認知、健康行動実施状況調査票を開発し、調査を行った。 全国地域間に環境評価指標ならびに健康・健康行動(歩行時間等)の大きな差が観察された。都市・地方・島嶼部の住民調査の結果からは...
❏居住地域環境が日常身体活動・行動に及ぼす影響に関する調査研究(20240063)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008-04-08 - 2013-03-31
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 (他8件)
【概要】日常身体活動・行動と関連する地域の物理的環境を成人と子どもにおいて明らかにすることを目的とした。全国地域を比較するためのデータベースを地理情報システム(GIS)により構築し、住民の交通行動との関連を解析し、その有用性を検討した。身体活動・行動調査のため、加速度計とGPSの統合分析ツールを開発した。近隣環境認知・身体活動・行動調査のため、簡便な調査票を開発した。 東京・近郊・地方都市を対象とした住民...
【医歯薬学】看護学:情報工学生態学を含む研究件
❏地域の健康格差・健康関連行動に影響を及ぼす物理的・社会的環境に関する調査研究(25242063)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 (他14件)
【概要】全国地域の物理的・社会的環境ならびに健康・健康行動の格差を幅広い年齢層を対象に明らかにするのが本研究の目的である。地理情報システム(GIS)によるデータベースを構築し、全国市区町村単位の地域環境評価指標、住民による地域環境認知、健康行動実施状況調査票を開発し、調査を行った。 全国地域間に環境評価指標ならびに健康・健康行動(歩行時間等)の大きな差が観察された。都市・地方・島嶼部の住民調査の結果からは...
❏居住地域環境が日常身体活動・行動に及ぼす影響に関する調査研究(20240063)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008-04-08 - 2013-03-31
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 (他8件)
【概要】日常身体活動・行動と関連する地域の物理的環境を成人と子どもにおいて明らかにすることを目的とした。全国地域を比較するためのデータベースを地理情報システム(GIS)により構築し、住民の交通行動との関連を解析し、その有用性を検討した。身体活動・行動調査のため、加速度計とGPSの統合分析ツールを開発した。近隣環境認知・身体活動・行動調査のため、簡便な調査票を開発した。 東京・近郊・地方都市を対象とした住民...
❏都市環境が住民の日常身体活動に及ぼす影響に関する調査研究(17200041)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 生態学 / 行動科学 / 身体活動 (他11件)
【概要】本研究は、国内で初めて客観的な物理的環境指標による居住地域環境が人々の身体活動行動に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。研究初年度の文献研究の結果、複数地域の複数集団を対象とすること、居住地域環境因子としては客観的、主観的な種々の因子についての検討が必要であること、身体活動については各種構成要素(移動・余暇・総身体活動)を包括的に網羅した検討が必要であることが明らかになった。身体活動に影響を...
【医歯薬学】看護学:社会医学生態学を含む研究件
❏地域の健康格差・健康関連行動に影響を及ぼす物理的・社会的環境に関する調査研究(25242063)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 (他14件)
【概要】全国地域の物理的・社会的環境ならびに健康・健康行動の格差を幅広い年齢層を対象に明らかにするのが本研究の目的である。地理情報システム(GIS)によるデータベースを構築し、全国市区町村単位の地域環境評価指標、住民による地域環境認知、健康行動実施状況調査票を開発し、調査を行った。 全国地域間に環境評価指標ならびに健康・健康行動(歩行時間等)の大きな差が観察された。都市・地方・島嶼部の住民調査の結果からは...
❏居住地域環境が日常身体活動・行動に及ぼす影響に関する調査研究(20240063)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008-04-08 - 2013-03-31
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 (他8件)
【概要】日常身体活動・行動と関連する地域の物理的環境を成人と子どもにおいて明らかにすることを目的とした。全国地域を比較するためのデータベースを地理情報システム(GIS)により構築し、住民の交通行動との関連を解析し、その有用性を検討した。身体活動・行動調査のため、加速度計とGPSの統合分析ツールを開発した。近隣環境認知・身体活動・行動調査のため、簡便な調査票を開発した。 東京・近郊・地方都市を対象とした住民...
❏都市環境が住民の日常身体活動に及ぼす影響に関する調査研究(17200041)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 生態学 / 行動科学 / 身体活動 (他11件)
【概要】本研究は、国内で初めて客観的な物理的環境指標による居住地域環境が人々の身体活動行動に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。研究初年度の文献研究の結果、複数地域の複数集団を対象とすること、居住地域環境因子としては客観的、主観的な種々の因子についての検討が必要であること、身体活動については各種構成要素(移動・余暇・総身体活動)を包括的に網羅した検討が必要であることが明らかになった。身体活動に影響を...
【医歯薬学】看護学:環境生態学を含む研究件
❏南西諸島地史に基づく固有種リュウキュウマツと菌根菌群集の関係解明(15H04516)
【研究テーマ】森林科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】寺嶋 芳江 静岡大学, イノベーション社会連携推進機構, 特任教授 (20521909)
【キーワード】菌根菌 / 外生菌根菌 / 菌根菌集団 / リュウキュウマツ / 南西諸島 (他23件)
【概要】高島と比べて、低島では、「動物散布種の菌」や「非風散布種の菌」は全く検出されず、「風散布種の菌」のみが存在していた。これは、過去に低島が海面下に沈み、菌根菌が一掃されたためと考えられる。全ての高島から「動物散布種の菌」や「非風散布の菌」が検出されたことから、過去に、高島間や大陸との間に陸橋が形成されていたと考えられる。そのような菌種が現在も生き残っていることは、移入後に水没がなかったことを示唆して...
❏サツマイモ窒素固定共生系の分子生態学的解明(15H04620)
【研究テーマ】環境農学(含ランドスケープ科学)
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】池田 成志 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 北海道農業研究センター 大規模畑作研究領域, 上級研究員 (20396609)
【キーワード】窒素固定 / サツマイモ / 共生細菌 / 多様性 / 16S rRNA遺伝子 (他19件)
【概要】サツマイモの茎、塊根の表面と内部の共生細菌群集について非培養法による多様性解析を行った結果、各組織に共通して他の作物種よりもアルファプロテオバクテリアの優占化が観察された。また、多様性指数は塊根表面、茎、塊根内部、の順番で小さくなることが明らかにされた。上記と対応する組織から共生細菌の網羅的な分離培養を実施した。約2000株の分離菌について16S rRNA遺伝子に基づくクラスタリング解析を行った結...
❏階層間相互作用概念による新たな総合(15H04425)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】辻 瑞樹 琉球大学, 農学部, 教授 (20222135)
【キーワード】生態学 / 進化 / 行動 / 昆虫 / 植物 (他11件)
【概要】この研究では生物学的階層毎に分化した生態学を統合すべく階層間相互作用という観点を導入する。とくに血縁選択や性選択などの種内競争と、種間競争や擬態などの群集力学の関係に注目し理論実証両面で研究した。攻撃、協力、監視、分散行動、配偶行動などの生活史の全てにおいて、種内力学と群集力学の相互作用の存在が示唆された。個体形質の進化が種構成などの群集構造を変え、さらに群集構造の変化が構成種の形質進化の淘汰圧に...
【医歯薬学】看護学:遺伝学生態学を含む研究件
❏血縁関係に基づく三陸産サケ個体群の繁殖集団の実態の解明(17K07904)
【研究テーマ】水圏生産科学
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2017-04-01 - 2020-03-31
【研究代表者】峰岸 有紀 東京大学, 大気海洋研究所, 助教 (80793588)
【キーワード】サケ / 自然産卵 / 小鎚川 / 遡上 / 産卵床 (他10件)
【概要】三陸地方の小河川に回帰するサケ野生個体群の繁殖の実態を解明し、地域個体群の生態の理解に資することを目的として、岩手県・小鎚川において、サケ回帰親魚の全数調査を行った。その結果、親魚の遡上時期、数、遡上区間、産卵床の数および分布など、河川全体のサケ野生個体群の自然産卵の実態を明らかにした。本河川では、孵化放流を実施している近隣河川と比較して、決して小さくない個体群サイズを自然産卵のみで維持しているこ...
❏住家性ジャコウネズミのインド洋沿岸域における超域的な人為移動のプロセスの解明(25304009)
【研究テーマ】生物多様性・分類
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2018-03-31
【研究代表者】大舘 智志 北海道大学, 低温科学研究所, 助教 (60292041)
【キーワード】インド洋 / ジャコウネズミ / Suncus murinus / 人為移動 / 系統地理学 (他26件)
【概要】本研究は人間の活動に伴って移動をおこなう住家性のジャコウネズミ(真無盲腸目トガリネズミ科)の移動経路を調べることにより、人の歴史と動物の関係を知らべることを目的としている。そのために分子系統学、細胞遺伝学、形態学、生態学的な調査を行った。 分子系統学と細胞遺伝学的な調査とニッチェ解析により、ジャコウネズミは東アジア南部や東南アジア島嶼部、西アジア、インド洋西部沿岸部では、人間活動により複雑な過程に...
❏穀物の旱魃応答指数の生理・遺伝・生態学的解明(23380011)
【研究テーマ】作物生産科学
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【研究代表者】鴨下 顕彦 東京大学, アジア生物資源環境研究センター, 准教授 (10323487)
【キーワード】ストレス / 生態学 / 遺伝学 / 植物 / 環境 (他12件)
【概要】イネの多様な品種群、遺伝集団、準同質遺伝子系統を用いて、旱魃応答指数(DRI)を定量し、その生態生理・遺伝学的機構を解明した。品種試験では、DRIは旱魃下の収穫指数、稔実性や乾物生産と正の相関が強く、不稔穂の割合、出穂遅延、草丈減少と負の相関が強かった。遺伝集団試験では、第2染色体のRM6911-RM6379の領域、第4染色体RM5953近傍、第8染色体に2か所、DRIの量的遺伝子座が推定されたが...
【医歯薬学】看護学:適応生態学を含む研究件
❏種内多様性の具体性に着目した生態-適応フィードバック研究の新展開(26291088)
【研究テーマ】生態・環境
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【研究代表者】吉田 丈人 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (40447321)
【キーワード】進化 / 表現型可塑性 / トレードオフ / 藻類 / 適応 (他9件)
【概要】進化や表現型可塑性による適応現象と個体数変化といった生態現象が密接に関連する「生態-適応フィードバック」の存在が明らかになりつつある。その理解を「種内多様性の具体性」の新しい視点から深化させる研究に取り組んだ。その結果、遺伝的構成のわずかな違いによって、異なる進化と生態のダイナミクスが引き起こされることがわかった。本研究により、遺伝的多様性の質的な違いが生態系に大きな影響を与えることがあると示され...
❏都市環境が住民の日常身体活動に及ぼす影響に関する調査研究(17200041)
【研究テーマ】応用健康科学
【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2005 - 2007
【研究代表者】李 廷秀 東京大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (60292728)
【キーワード】社会医学 / 情報工学 / 生態学 / 行動科学 / 身体活動 (他11件)
【概要】本研究は、国内で初めて客観的な物理的環境指標による居住地域環境が人々の身体活動行動に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。研究初年度の文献研究の結果、複数地域の複数集団を対象とすること、居住地域環境因子としては客観的、主観的な種々の因子についての検討が必要であること、身体活動については各種構成要素(移動・余暇・総身体活動)を包括的に網羅した検討が必要であることが明らかになった。身体活動に影響を...