シリカの作用で木質細胞内腔に成長する炭素物質の、旋回らせん構造を利用した機能化
【研究分野】木質科学
【研究キーワード】
木質バイオマス / カーボン材料 / グラフェン / 木質科学
【研究成果の概要】
シリカ含有木材を炭化すると、フィラメント状の炭素物質が、細胞の内腔に成長する。この炭素フィラメントの成長には、植物バイオマスの細胞構造が原料・反応場となり再現性よい製造を可能とする。フィラメントについて、グラフェンが旋回円すい状に堆積した炭素超分子であることを結晶学的解析から明らかにした。さらに細胞内腔を反応容器とした電気化学的加工等により、このフィラメントに温度/電子線に応答した可逆伸縮動をさせ、数種のインターカラントの比較このモバイル機構を解明した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
山下 里恵 | 静岡県工業技術研究所 | 上席研究員 | (Kakenデータベース) |
菊池 圭祐 | 静岡県工業技術研究所 | 上席研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
浜根 大輔 | |
松本 里香 | |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)